メタラーまとんがハイソにやらかすようです

東大理系修士卒JTBCエンジニアのハイソサイエティ(上流階級)な日常

【MTG】統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦いをプレイ!統率者ドラフト楽しすぎ!!

ども!MTGブロガーのまとんです。

今回は2022年6月発売の統率者ドラフト用の特殊セット「統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い」で遊んできました!

統率者レジェンズ:バルダーズ・ゲートの戦い

「統率者レジェンズ」は統率者戦のドラフトを目的とした特殊セットです。

2020年に1個目の「統率者レジェンズ」が発売し、2022年に続編の「バルダーズ・ゲートの戦い」が発売されました。

特殊パックなので、スタンダードでは使うことができず、使えるのはエターナルのみ。

おそらくエターナル環境に影響を及ぼす強力なカードは入っていないので、パック価格がめちゃくちゃ安い。投げ売りされていたようで、今回3パックでたったの900円で遊べました。

あまりにも売れていないらしく、2023年の福袋にはバルダーズ・ゲートの戦いばかりが入っていたとか・・・。

統率者ドラフト

統率者ドラフトは、その名の通り、ドラフトで統率者戦をする遊び方です。

普通の統率者戦・ドラフト戦との違いは以下の通り。

  • 統率者ドラフト用のパックは1パックに20枚封入。3パックのドラフトで、合計60枚ピックできる。
  • デッキ枚数は100枚ではなく、60枚以上。60枚ピックして、25枚程度を基本土地に変えたら60枚デッキになる。
  • 一度に2枚ピックできる。「この2枚を組み合わせたら強そう!」と思ったらピックできるのでストレスフリー!
  • デッキに同じカードを2枚以上入れられる(ハイランダー制限が無い)
  • 欲しい色の統率者をピックできない事態が起きにくいように、背景選択という仕組みがある(背景選択を持つ統率者クリーチャー1枚と、伝説のエンチャント1枚で、合計2枚を統率者に選択できる。この仕組みにより、望む2色のデッキを組むことが容易になっている)

この他のルールは通常の統率者戦と同じ。

  • 4人対戦。チーム戦ではない個人戦。駆け引きが重要になる
  • ライフは40スタート
  • 統率者税がある(統率者を唱えるたびにコストに無色2マナ追加)

バルダーズゲートの特徴

バルダーズ・ゲートの戦いのキーワード能力として、「イニシアチブ」と「地下街」があります。

バルダーズ・ゲートはダンジョンズ&ドラゴンズ(D&D)とのコラボセットらしく、D&Dの世界観を反映しているようです。(僕はD&Dをやったことないのでイマイチ分からないですが。なんか無駄にドラゴンが多かった。ダンジョンの中にはドラゴンがいいるのはドラクエ1ですね。)

「イニシアチブを持つ」という効果を誰かのプレイヤーが起動すると、そのプレイヤーがイニシアチブを獲得して、ゲームに「地下街」が登場し、すごろくが始まります。

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イニシアチブを持ったプレイヤーは、イニシアチブを得たときとアップキープ開始時に、地下街を1マスずつ進めて効果を得られる。

イニシアチブを持ったプレイヤーに対して他のプレイヤーが戦闘ダメージを与えると、イニシアチブを奪うことできる。

各プレイヤーは別個に地下街のマスを進んでいく(すごろく方式)。

 

各マスの効果は十分に強いです。イニシアチブを維持したプレイヤーは爆アドです。

最後のマスは、プレインズウォーカーの奥義ほどではないが、ゲームを終わらせるレベルの効果になっています。

統率者戦は4人対戦なので、自分のターンが回ってくるまでにみんなが殴り合って、イニシアチブがどんどん移っていく・・・ということになると予想していたのですが、実際は「ブロックされない」クリーチャーを出した人が毎ターン確実にイニシアチブを持っていき、その人だけが地下街の恩恵を得られるという展開になりました。俺も地下街を進めたかったなー!

なお、今回の対戦では最終ターンに「罠だ!」(5点のライフを失う)の効果でゲームの勝敗が決まりました。5点ロスはでかいっすよ!

統率者ドラフトの感想

統率者ドラフトをやってみた感想として、まず、バルダーズ・ゲートのパックに封入される統率者候補(レア枠の伝説のクリーチャー)は、そこまで強くないです。

以前にやった統率者(2019年版)の構築済みデッキでは、統率者がアホほど強いパワークリーチャー(しかも3色)だったので、この感覚でやったのですが・・・・

統率者(2019年版)ではギレッドを統率者にしていた。めちゃくちゃ強かった

highso.hatenablog.com

バルダーズゲートのドラフトでは、1パック目の「そこまで強いわけではない」伝説のクリーチャーで、2色をほぼ決め打ちしないといけないので、もどかしいところでした。

1パック目の1巡目では、全員が統率者枠のクリーチャーをまずはピックするので、2巡目以降で色を変えることはほぼ無理。

結果として、1パック目の20枚分のピックでは「1パック目の統率者の色」を信じてピックせざるをえないという、難しいドラフトになりました。

2パック目の統率者枠のクリーチャーで、1パック目の20枚を捨ててまで色変更してもよいと思えるほど魅力的なクリーチャーを引ければ色を変える選択肢もありますが、まぁなかなか踏み切れない。

なにせ、60枚ピックで60枚デッキを作るので、普通のドラフト(45枚ピックで40枚デッキを作る)よりも「余分なピック」ができない。

2パック目で色を変えた(3色目をタッチしようとした)人は、結局2色でデッキを組み、「使えるカードが60枚も無い~~!」と嘆いていました。

今回の僕は、1パック目の統率者枠を統率者に決めて、2色固定でピックしました。2色固定だとドラフト中に考えることがシンプルなので、楽っちゃ楽でした。

赤黒・宝物デッキを構築!やりたいことはできた!

今回僕は1パック目の「市場の元締め、マハディ」を統率者に選び、宝物デッキを組みました。

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マハディはシステムクリーチャーで、自分のターン中にクリーチャーが死んだら宝物が1個でます。敵のクリーチャーが死んでもよいのがポイント。

「巧妙な砲術家」で、宝物が出るたびに敵全員に1点ダメージ。

マハディと砲術家のコンボで、「自分のターンにクリーチャーが死んだ数だけ全員にダメージ」というシステムを構築。

さらに、「ヴロック」は、自分のターン中にパーマメントが戦場から離れたら敵全員に3点。てきとうに宝物を1個サクれば条件を満たせるので、毎ターンに敵全員を3点削れる。

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このシステムと相性が良いのはキーワード能力「無尽」。攻撃すると、トークン2体が出で、敵3人を同時に攻撃できる。

トークンが死んでも「マハディ」で宝物が出る。たとえば「ティアマトの狂信者」で速攻で殴れば、3体とも死んでしまっても宝物が3個でて、敵全員に3点ダメージ。

無尽のトークンはブロックされなかったら追放されてしまい、マハディの条件を満たさない。そんなときは「倉庫の盗人」自力でサクれるようにする。

一番キマったときは、「ティアマトの狂信者」で3人同時にアタックして、2体ブロックされて相打ちとなり、敵含めてクリーチャー5体が死亡。「マハディ」で宝物が5個でて、「砲術家」で敵全体に5点ダメージ。さらに「ヴロック」で敵全体に3点ダメージ。

コンバットが通っていないのに敵全員に8点ダメージというンギモチイイイイ!!!!!することができました!

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宝物が5個も出たので、次のターンには「マールート」を宝物経由で出して、さらに5個の宝物を出して全員にまた5点ダメージ、とやりたかったのですが、次のターンが返ってくる前に殴り殺されました。

目立つことをするとヘイトを集めて負ける。これも統率者戦の醍醐味です。

今回は負けてしまいましたが、ドラフトなのにも関わらず、統率者のマハディを起点としたコンボをキメることができたので、大満足です!!

ちなみに1試合のプレイ時間は1.5時間でした。ピックとデッキ構築を含めると3.5時間ぐらいかかりました。めっちゃ重い!でも楽しかった!

 

みなさんも統率者ドラフト、やってみてください!バルダーズ・ゲートは安いからお得ですよ!

以上、メタラーまとんでした。

ではでは。

 

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