メタラーまとんがハイソにやらかすようです

東大理系修士卒JTBCエンジニアのハイソサイエティ(上流階級)な日常

絵を描いてキャンバスプリントして、展示会に出展しました!

ども!絵描きブロガーのまとんです。

久しぶりに絵を描きました!

今回、仲間内の展示会に出展するために、CLIP STUDIOでデジタル描きしたものをグラフィック社のキャンバスプリントで印刷してみました!

期待以上に仕上がりの良い作品ができて良かったです!

CLIP STUDIOで絵を描く

僕はもともと水彩画をやっていました。

その後、2年前に絵描き友達から「クリスタはイイゾ」と勧められて以来、すっかりCLIP STUDIO派になりました。

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今回もSurfaceGo2+Surafaceペン+CLIP STUDIOで描いていきます。

 

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まず下書き。今回は娘二人が夕日に向かって歩いているところを描きます。

消失点が紙面内にある構図にすることで、奥行き感を表現していきます!

塗りは画力に依存しますが、構図は論理的にゆっくり考えられるので好きです。

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まずはお肉の部分を描いていく。

今回の絵の主役は娘2人なので、娘2人はしっかりと描き込みます。

「肌色」「暗い肌色」「光が当たっている黄色い肌色」の3色で塗ります。

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次に、服と空を描きました。

服は好きな色が使えるので、娘が好きそうな色を採用します。絵では現実には持っていない、好きな色の服を着させられるのがよい。

空は、今回は「夕焼けの反対側の空」を描きたかったので、暗い青色に、赤く光が当たった雲にしました。

雲はクリスタの入道雲用カスタムブラシを(「雲を描くブラシセット」の「水彩わた雲(ふわふわ)」)使いました。僕の画力では雲をカッコよく描けないので、ツールの力を使わせてもらいます。

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背景をバーっと描いていきます。

奥行き感を出すためには「手前は細かく、奥は雑に」描くのがよいらしいので、手前の石垣だけをしっかり描き込みます。

道路のアスファルトは、クリスタのデフォルトの「地面」ブラシを使ってザラザラ感を描きました。

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仕上げとして、服の陰影を描き込んで、全体的な色味を調整(手前を明るく、奥を暗く)して、オマケの木とか電柱とかを描いて完了です。

ここで、長女の目が小さかったので、大きな目に描き直しました。ただ、これでも実物の長女と比べるとまだ小さいので、もっと大きくすればよかったなぁと思いました。

今回は展示会に向けて期限が迫っていたので、やむなくここで終了。

制作時間は夜なべ5回分ぐらいです。

 

ちなみに、娘たちが手に持っているのはセブンイレブン飲むヨーグルトです。

娘たちはこの飲むヨーグルトが大好きです。ただ、子供というのはすぐに好き嫌いが変わってしまうものなので、来年には飲むヨーグルトが嫌いになっているかもしれません。今、娘たちがこの飲むヨーグルトが好きだったという家族の記録を絵にしたい、というモチベーションもあって、この絵を描きました。

グラフィック社のキャンバスプリントで印刷

さて、今回は展示会に出すため、デジタルデータをなんらかの形で実体にする必要があります。

今回は絵描き友達がオススメするグラフィック社の「キャンバスプリント」というサービスを使いました。

www.graphic.jp

今回の印刷仕様は以下の通りで3140円(税込)でした。

  • 大きさ:F4号
  • 個数:1個
  • 用紙:キャンバス
  • カラー:片面カラー
  • オプション:ニス加工(700円追加)
  • 納期:3日で発送(ゆっくり7日納期だと180円引)
  • 送料:無料(2000円以上につき)

 

入稿方法はとてもシンプル。グラフィック社のweb上ツールで入稿できます。

Illustrator形式/Photoshop形式でのテンプレートファイルを使うこともできますが、僕はどちらのソフトも持っていないので使えませんでした。web上ツールを使うのが無難だと思います)

このように、ブラウザ上のツールで入稿用データを作成できます。

今回はシンプルに、CLIP STUDIOから出力したpng画像をF4サイズにペタっと貼っただけです。

「モニターと同じ色にはならないので確認してね」という注意案内も出てきます。

今回は服が発色の強い色だったので、「印刷したら服の色がくすみますよ」という感じでした。

まぁしゃーないので、このまま入稿!

 

公式ツールで入稿したので、入稿データをグラフィック社の中の人が確認するプロセスは無く、入稿は即刻完了しました。

注文してデータ入稿するプロセスは、P版ドットコムで電子基板を作るプロセスに似ていて面白かったです。

www.p-ban.com

クレカで支払いして、入稿して、その3日後に発送され、4日後に家に段ボールで届きました。めっちゃ簡単!!

(実際には少し早く、入稿の2日後に発送してもらえて、3日後に届きました。ありがたい!)

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家に届いたキャンバス。めっちゃ良い感じです!!!

やっぱり絵は実体があるのがいいですね!

子供たちの刺激にもなったようです。この絵を見て、「パパすごい!」とか、「長女ちゃんも描く!!」とパパの作品を模写したりしていました。

展示用に加工

さて、今回は展示会に出すので、展示用の加工をしていきます。

今回は額縁を使わず、キャンバスのまま展示することにしました。(額縁に入れると、デカく重くなるので、家の中で収納スペースを圧迫して困るんですよね)

会場に展示するためには、絵の裏側にフックをひっかけられる紐を取り付ける必要があります。グラフィック社でキャンバスプリントした絵には紐が付いていなかったので、自分で取り付けます。


www.youtube.com

こちらのYouTube動画を参考に、ヒートンと紐を取り付けました。

ヒートンと紐は、近所の世界堂で購入。

webshop.sekaido.co.jp

ヒートンは一番小さい5kgのもの。紐は1mの長さがあれば十分でした。紐は世界堂の店頭に並んでいなかったので(たぶん)、店員さんに言ったら奥から出して貰えました。

 

ヒートンの取り付け加工は、ファミドラで。キリを持っていなかったので、マイナスドライバーで下穴を空けて、ヒートンを指で回していれました。

ただ、ヒートンが固くてなかなか入らず、細いプラスドライバーでネジの7割ぐらいの深さまで下穴を空けることでなんとか固定できました。思ったより大変でした。

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ヒートンと紐を取り付けたらこんな感じ。

紐はなるべく、ピンと張るように強く結ぶとよいです。緩くてビヨビヨしていると、展示会場でフックに取り付けたときに絵が前に倒れてきてしまいます。そうなると、画廊のスタッフからその場で紐を結び直すように言われます。

展示会で展示していく!!

今回の仲間内の展示会では、僕は運営側でした。

会場の選定、会場との打ち合わせ、会場レイアウト、出展者の募集、支出管理、案内状ハガキ・ポスター作成、当番シフト作成、物品調達、会場設営とか、色々やって、展示会を開催できました。

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展示したらこんな感じになりました!!

キャンバスプリントをそのまま展示した形ですが、周りの作品とも十分に戦える(?)迫力を出せたのではないかなと思います。

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家族にも来場してもらって、「本人登場イベント」もできました。良かったです!

子供にとって「画廊に行く」というのはなかなか無い機会なので、良い刺激になったのではないかなと思います。

僕の作品だけでなく、絵描き友達が制作した素晴らしい作品にも触れてもらえて、非日常を楽しんで貰えたのではないでしょうか。

 

次は何を描こうかなぁ~。

以上、メタラーまとんでした。

ではでは。

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