ども!水彩画が趣味のまとんです。
忍野八海(おしのはっかい)
富士山の湧き水で作られる8つの池。
国指定の天然記念物、名水百選などに選ばれる観光地です。
今回、ここに写生旅行に行ってきたのですが、
まずは、僕が感じた忍野八海の魅力を語ります!
美しすぎる水面
忍野八海の中央に位置する「涌池(わくいけ)」。
波紋が立たない水面に、空の青色が反射して、最高に美しいです。
水の透明度がすごい
湧き水による池だからでしょうか、水の透明度がすごい!
涌池は水深4メートルもある深い池なのですが、池の底までハッキリと見えます。
泳ぐ鯉の一匹一匹もクッキリ見える。
水が穏やかなので、池の底の泥や土砂が全く舞い上がりません。
こんな池は初めて見ました。幻想的という言葉は、こういうときに使うんだろうな。
どう撮ってもインスタ映えする
枠池を反対側から撮影したもの。
iPhone7の普通のカメラアプリで撮影しているのですが、水面に映る空が本当にキレイで、どこからどの角度で撮ってもインスタ映えしてしまいます。すごい!!
「菖蒲池(しょうぶいけ)」。
こちらは天気が良ければ富士山が背景に映る角度です。
これ、ただの池なんです。
ただの、水がキレイなだけの池です。
どうしてこんなにキレイに映ってしまうのか。
個性豊かな池が面白い
「お釜池(おかまいけ)」。
この池は面白くて、深さ50センチくらいの池の中に、ポッコリと深さ4メートルの穴が空いています。
地下帝国に繋がっているんじゃないかと思わせる、ミステリアスな池でした。
4メートルの池の奥深くで、柚子が湧き水の勢いでくるくると滞留しているのが面白かった。
その上で優雅に泳ぐ鯉も、いとあはれ。
全ては、水の透明度による美しさです。
水彩画で描いていく!!
「濁池(にごりいけ)」。
キレイな水面の青と、現役で回り続ける水車を描きたくなりました!!
こんな感じ。
水面をキレイなブルーで塗れたので満足!
風景画はやっぱり苦手だなぁ。
想像力で富士山を描く
こちらは、天気が良いと水面に富士山が反射して見える「鏡池」。
あいにくの天気だったので、富士山は見えませんでした。
道行く観光客は「ちっとも富士山なんて見えないじゃん。ただの池だし。大したことないわねぇ。」とか言ってましたが。
・・・しかし、我々は写真家ではなく、絵描き。
見えないものでも、想像力で自由に描けるのが、絵描きの特権!!
こんな感じ!!
富士山が反射してるっぽく描けたので、満足です。
あの観光客らは、この風景が見えなかったんだろうな。
想像力を働かせた、僕の大勝利というわけです。
外国人観光客がめっちゃ多い
忍野八海がある忍野村には、かの有名な産業機器メーカー「ファナック」があります。
さぞかし、税金収入や援助金が多いのでしょうな。
駅は完全二か国語対応。
駅舎もキレイで新しく、バスの本数も多い(運転手曰く、ファナックのおかげでバス買ってもらえた)。
何よりすごいのが、JRの駅員が英語ペラペラ!!
英語アナウンスがネイティブか?と思うほどの流暢さ。
金があるところはすげーわ。
そんな甲斐もあってか、忍野八海の観光客は、体感で半分以上が外国人観光客。
都心からのアクセスは決して良く無い場所なのに、すごいな・・・。
グローバルデビューを果たしてしまう男
僕は道端でこれ見よがしに絵を描いていたので、道行く中国人らにめっちゃ見られる。
見られるだけではアレなので、「天気が良かったら水面に富士山が映るんだよ!この絵みたいに!」とか英語で説明してあげた。
「私と一緒に写真撮って!」ということもありました。
その人が写真をFacebookに上げてくれれば、僕はアマチュア水彩画家として世界デビューを果たせてしまうということでよろしいか。
本当にキレイな忍野八海。
河口湖や富士急ハイランドに行った人は、ついでに是非立ち寄ってみてください!
カメラロールがこんなキレイなっちゃいますよ!!
ではでは。