ども!ハイソブロガーのまとんです。
都内小旅行が趣味の弊ファミリーは、今回、豊洲に一泊旅行に行ってきました!
ホテルは最高だったのですが、それ以上に、豊洲という街を大好きになってしまいました!!!
三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス
三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロスは、2020年8月10日にオープンしたばかりの新しいホテルです。
豊洲駅から直結のららぽーとビルの36階にフロントがあり、33~35階が客室となっています。
全室が超高層階で、東京ベイエリアの眺望と、36階の露天大浴場がウリのホテルです。
スーペリアツイン
今回僕たちが泊まったお部屋は「スーペリアツイン」です。
このホテルは、部屋の景色(窓の方角)によって値段が大きく変わります。
一番値段が高いのがレインボーブリッジ側(東京ベイエリア)。
僕らが泊まった部屋は銀座・日本橋側(東京シティビュー)でした。
他の方角では、東京ディズニーランド側と、墨田区・千葉側(どちらも東京シティビュー)があります。
残念なのはビルの内側のお部屋で、外の景色が見えずに中庭の景色が見えます(センターガーデンサイド)。
泊まってみた感想としては、銀座・日本橋側はめちゃくちゃオススメです。
レインボーブリッジ側は、レインボーブリッジが地理的に遠いため(後述)、インパクトが薄く、画角の多くを占める足元の豊洲市場はあまりキレイではないので、そこまでいい景色でもないなと思いました。
朝食は36階の高層レストランでのビュッフェ形式で、特にお茶漬けとカボチャのポタージュが美味しかったです。
お味噌汁には贅沢にカニが入っていましたが、カニの身を食べるのが難しすぎて諦めました。。。
億ションと同等の最高の眺め
さて、このホテルの最大の魅力は、東京ベイエリアの最高の眺めです。
まずはこちらをご覧ください。お部屋からの景色です。
豊洲と晴海(はるみ)のタワマンが目の前に映り、墨田川から分流した晴海運河が東京湾の風情を醸し出しています。
写真の左の方には、東京2020オリンピックの選手村として使用され、その後分譲マンションとして使用される「HARUMI FLAG」の一角が見えます。
夕暮れ時の風景。
35階からは夕日を遮るものが全くなく、東京の地平線のかなたに日が沈んでいくのを贅沢に味わうことができます。
夜の風景。
地平線まで東京の経済活動の明かりが灯しており、ビルとビルの輪郭が曖昧となって、群としての”東京”に命が吹き込まれて、東京の鼓動を感じるようです。
そんな贅沢な眺望を、ホテルの部屋から、家族みんなでカウチソファーにまったり腰かけて見られるわけです。最高でした。
写真の右奥は越中島のエリアです。
窓際に座ると空を飛んでいるような気分です。
こちらの背景は墨田区・千葉側で、奥に東京スカイツリーも見えます。
ホテルの周辺エリアと主要な施設を地図に書き込むとこうなります。
このあたりは埋立地で島が明確に分かれているので、どの島がどの町なのか、分かりやすいです。
今回泊まった「銀座・日本橋側」は、目の前にタワマン5棟が並ぶ、ハイソ感を最も味わえる方角だったと思います。
ホテルの推しであるレインボーブリッジは、地理的にずいぶんと離れていることが分かると思います。遠すぎて小さいので、正直、銀座側の方がオススメです。
ホテルの景色を図解するとこうなります。
豊洲側には、ららぽーと、結婚式場で人気のアニヴェルセルが見えます。
気になるタワマンは、三井不動産の「パーク」系です。
例えば豊洲側のパークシティーは、2LDKの中古分譲で1.2億円などの、いわゆる億ションです。
Google mapで調べると、マンション自体に「口コミ評価4.2」がついており、「友人宅に呼ばれて景色が最高だった」「共有エリアの景色が良かった」「ゲストルームも最高だった」などのレビューがついていました。さすが億ションといった感じです。
ここまで調べて気が付いたのですが、この「三井ガーデンホテル豊洲ベイサイドクロス」に”宿泊することの本質”は、
「一晩1.7万円払って、億ションの35階の住人の気分を一日体験すること」
だったのだなぁと自分の中で理解しました。
安いのか高いのかよく分からないですが、とにかく景色は最高でした。本当に。
天空の大浴場を無限にリピートしてしまう
さて、このホテルのもう一つの魅力は、屋外露天風呂です。
お風呂なので写真は撮れませんが、こんな感じです。
36階のビルの屋上階で、レインボーブリッジ側を眺められる、解放感抜群の露天風呂です。
写真のような豆型の椅子があり、僕はここに全裸で座って瞑想をふけこみました。
東京の喧騒から離れた上空で、ヒーリングミュージックを聞きながら、初夏の空気を体全身で味わう、非常に濃厚な時間でした。
客室から露天風呂まではルームウェア+スリッパでの移動が許可されており、バスタオルとルームキーだけを持って、部屋とお風呂を無限に行き来するムーブが最強でした。
我々の感想は、「控えめに言って、最 and 高」でした。
この露天風呂だけを求めて、このホテルをリピートしてしまいそうです。本当に最高でした。
豊洲はハイソ×子育ての街
さて、僕は東京を旅行すると、その街のことを調べるのが大好きです。
特に、豊洲は歴史と街並みがリンクしており、一つ一つの施設に背景があって、調べがいがありました。
豊洲の歴史
こちらのサイトに豊洲の歴史がまとまっていました。
豊洲の埋立ては大正後期から昭和前期にかけて、「関東大震災」の瓦礫の処理も兼ねて行われた。当初は「五号地」と呼ばれていたが、1937(昭和12)年に「豊洲」と正式に命名された。1939(昭和14)年に「東京石川島造船所」の新工場が設置されたほか、戦時中は軍の施設として利用されていた。戦後、豊洲沖に新たな埠頭が造られ、エネルギー基地として戦後復興期・高度経済成長期の東京の経済を支えた。現在はその役目を終え、跡地には「豊洲市場」が誕生している。
豊洲はもともと、現在でいうIHI(元、石川島播磨工業)の造船所、および軍が使用していた島でした。そのため、現在でもIHIの本社ビルがららぽーとの向かいに立っています。
2002年に工場が閉鎖されて、2006年にまちびらきで豊洲駅が開通。ららぽーとができるなど、街が生まれ変わっていったようです。
2006年から一斉にまちづくりが始まったため、街全体に一体感があり、無駄な区画がほとんどありません。
江戸時代から住んでいるような、いわゆる「地主」の土地がないため、島全体が近代的な作りになっています。
多くのタワマンによって高級志向・裕福層のファミリーが引き込まれており、三井のららぽーとをはじめとした子育て世代に嬉しい施設も合わさって、「子育てがしやすいハイソな街」という印象を受けました。
前回泊まった六本木と比べると、六本木は古い街なので、ところどころに「地主」のにおいがする街でした。
六本木は坂道が多く、芸術の街であることもあって複雑な構造の施設が多く、エレベーターが少なく、ベビーカー移動が大変でした。
子育て世代というよりは、ビジネスマンの街といった感じで、「生活感」の無い街でした。
その点、豊洲は「ファミリー」「我が家」「帰ってくるところ」「日常」「健康」といったキーワードを常に感じる街だなぁと思いました。
豊洲のタワマンに住んで、IHI本社に勤めている人は、豊洲の島から一生出なくても満足に暮らしていけるんだろうなぁと思いました。
豊洲のタワマンに囲まれた公立小学校は、おそらく学力レベルがめちゃくちゃ高いだろうし、駅前の日能研なんかも偏差値がすごいんでしょうね。受験にも有利なんでしょう。
ららぽーと
豊洲が「ファミリー」という言葉を獲得するのに大きく貢献しているのが、駅前のららぽーとです。
広大なフードコートは子連れで入りやすく、キレイで移動しやすい動線、ベイエリアに面した公園。
それでいて、郊外のららぽーととは一線を画する「アーバンみ」を感じるららぽーとでした。
豊洲公園
豊洲を代表する公園です。
子育てを始めて気が付きましたが、子育てにおいて公園は最重要項目です。子供の体力を消耗させるために、しょっちゅう行くことになります。
家から徒歩圏内に、遊具が充実した公園があるかどうかは、子育て世代にとって死活問題です。
豊洲公園は幼児から小学生高学年くらいまで楽しめる遊具がたくさんあり、一つ一つのクオリティが高く、素晴らしい公園だなと思いました。
家の近所にあったら毎日通っていると思います。
豊洲は島の南西側の沿岸をぐるっと囲うように公園が広がっています。
「豊洲ぐるりパーク」という公園らしく、ランニングしている人、談笑している人、釣りをしている人、塾帰りの自転車にのった小学生。
「生活」を感じる公園になっていました。僕もここでランニングしたいです。
海が近いことに少し不安を感じますが、この写真で分かるように、豊洲の地面は海抜5.5mに上げられているようです。ランニングコースは海抜1.5mでした。
夕暮れ時のぐるりパークを散歩。
ちょっとこの日は天気が良すぎました。最高の夕焼けが撮れました。
晴海エリアのタワマン3姉妹(パークタワー、パークハウス2棟)と夕焼けのコラボが最高です。毎日散歩したいです。
なんか屋外にあった白い寝そべるベンチ。
東京湾の潮風を感じてぐったりできます。ここでずっと、モバイルバッテリーが切れるまでYouTubeを見ていたいです。
豊洲市場
ゆりかもめに乗って2駅、「市場前」駅で降りると、豊洲市場に歩いていけます。
(豊洲ぐるっとパークのランニングコースにも豊洲市場は含まれていて、ランニングの途中に豊洲市場の屋上庭園に立ち寄るのも定番らしい)
到着したのは昼過ぎだったので、競りを見ることはかなわず、とりあえず海鮮丼を食べました。美味かったです!
最後に、有楽町線の豊洲駅のホームが面白いことになっていました。
真ん中の線路が封鎖されており、タイルが敷き詰められて、線路の上を歩くことができるようになっていました。
もともと電車が走っていた空間を歩くのはゾワゾワしました。豊洲に立ち寄った人は、ぜひ有楽町線のホームにも足を運んでみてください。
豊洲が好きすぎてやばい
この一泊二日の旅行で、豊洲のことを好きになりすぎてやばいです。
僕は元から東京のハイソエリアが好きですが(六本木、銀座、日本橋、芝公園など)、「ファミリー向けのハイソエリア」という街には初めて出会いました。
ちょっと、僕は「家は買わない派」だったのですが、
ちょっと、豊洲の中古マンションを調べ始めてしまいましたね・・・。
豊洲なら、家を買ってもいい。そう思いました。(買えるものなら!!!)
以上、メタラーまとんでした!
ではでは。
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