ども!アラサーブロガーのまとんです。
今回の都内旅行はお台場に泊まろう!ということで、2020年にオープンした新しいお台場のホテル「ヴィラフォンテーヌグランド東京有明」に泊まってきたのですが・・・
ここは「有明ガーデン」というお台場の新しいエリアに属しているホテルでして、有明ガーデンが凄すぎました!
僕はお台場が大好きで、お台場に来ると毎回「はぁ・・・お台場に住みたい・・・」と思うのですが、有明ガーデンは現代人のテレワークのライフスタイルにぴったりの居住環境だなと感じました!
有明ガーデン
タワマン、ショッピングモール、ホテル、コンサートホール、劇団四季、温泉、公園を備えており、もはや街です。住友不動産は「街区」と表現しています。
オープン時期が、残念ながら2020年のコロナ禍に重なっていたようです。大々的なオープンイベントなどもできなかったのでしょうか。僕は有明ガーデンの存在を知らなったです。
アクセスは、りんかい線の「国際展示場」駅、またはゆりかもめの「有明」駅から徒歩5分ほどです。いわゆる東京ビッグサイトに行くときの駅ですね。
ゆりかもめの「有明テニスの森」駅も近いですが、「有明」駅から行った方が、ペデストリアンデッキに直通なので楽しいと思います。
有明駅から歩いていくと、まずタワマン3棟が目に入ります。カッコイイ!
左の棟が明らかに駅に近いので、右側の棟はちょっと安いんだろうなと思います。
有明ガーデンの2階玄関口。
なんだか未来都市に来てしまったような感覚です。
オシャレなショップやカフェ、仕事に行く人、ベビーカーを押す人、観光客など、様々な人が一つの空間の中に、違和感なく溶け込んでいました。
有明ガーデンのコンサートホール。なんか見た目がオシャレすぎてよく分からないことになっている。
大規模コンサートとか、国際会議が開催できる巨大ホールがあるようです。
有明ガーデンの商業施設は、「モール」「シアター」「ホテル」で大別されています。
まず「モール」の中で印象的だったところを紹介します。
ARIAKEダイナー(モール5階、フードコート)
モール5階がレストランフロアになっていて、半分がフードコート「ARIAKE DINER」、半分が個別専門店になっています。
フードコートがね、もうね、すごいんですわ。
フードコートなのにチェーン店が無くて、レストラン級のお店ばかり。
そして何より、広くて快適!!!
席間隔が広く、屋外テラスに面していて開放的。
様々なタイプの席が用意されていて、一人席や、ミーティングに使いやすい広い席、集中して作業できるソファー席など様々ありました。
この日はおそらく新人研修が行われていて、リクルートスーツを着たフレッシュな若い男女がここで夜に集まってミーティングをしていました。
おそらく、併設ホテルに宿泊し、シアターの会議室で研修し、夜にはフードコートでご飯を食べてからそのままグループ課題をしていたのでしょう。なんて楽しそうな研修なんだ!!!うらやまけしからん!!
さらに印象的だったのは、このフードコートでテレワークをしている人が多かったです。
23時まで営業しているので、ラストオーダーが過ぎた後でも夜まで粘っている人が結構いました。
おそらく、有明ガーデンのタワマン住人は、気分転換にフードコートでご飯を食べてそのままテレワークするというライフスタイルが確立されているのでしょう。なんて羨ましいんだ・・・。
そして有明ガーデンの素晴らしいところは、全てのフロアが子連れに優しいデザインになっているところです。
こちらはフードコート内のキッズエリア。
テーブルに最初から子供椅子が備え付けられていて便利です。エリアが柵で囲われているので、子供が逃げ出す心配が少ないのも嬉しい。
この子供椅子とテーブルが一体になったソロ親子席には感動しました!!
こうやって子供を横に座らせてご飯を食べることができます。
そう!この横向きのスタイルが一番食べさせやすいんですよ!よく分かっている!!
子連れはファミリーで食事に行く印象が多いですが、ファミリーでお出かけできるのはせいぜい土曜と日曜日だけ。
現実的には、平日に専業主フが子供と2人でお出かけするシーンの方が多いです。
子供と2人のときは、4人席を確保するのも気が引けるし、2人席で対面になるのは危なくてできません。
子供椅子をつけてもらっても、子供が足でテーブルを蹴って後ろに倒れる事故が起きたりして、けっこう精神をすり減らします。
なので結局、2人ではレストランに入り辛いのですが、このソロ親子席なら、ふらっとフードコートに立ち寄って、サッと美味しいごはんを安全に食べることができるでしょう。
たった2席だけでしたが、この席が用意されていることに僕は感動しました。
フードコートの隣にはゲームセンターもあります。
このゲームセンターは非常に危険で、子供が喜ぶものが大量にあります。
写真の白バイは、100円を入れると3分ほどブンブン揺れて動くというもの。
通常、幼児とゲームセンターに行っても「ゲームは難しくてできない」という判断でスルーできるのですが、この白バイはブンブン揺れるだけなので、むしろ子供が喜んで無限に遊びたくなってしまうという危険があります。
白バイの他にも、バスとか、小さいメリーゴーランドとか、子供を誘惑する乗り物が多い・・・。
さらに、100円で遊ぶとポイント引換券が発行されて、ポイントでお菓子など景品を貰えるというシステムも備えています。
「ちょっと景品を取るために、もう一回100円で遊ぶか」という、まんまとしてやられる形になってしまうので、注意が必要です!
水のテラス(モール5階、屋上テラス)
有明ガーデンのモールには様々なテラスがあります。
3階の「みんなのテラス」、4階の「風のテラス」、5階の「水のテラス」、6階の「雲のテラス」です。
僕のお気に入りは5階の水のテラスです。
屋上庭園になっていて、広くて開放的です。
追いかけっこをしているファミリー、Switchで遊んでいる小学生(タワマン住人か?)、ダンスを踊っている大学生、屋外席でテレワークしているサラリーマンなど、誰でも受け入れてくれる空間になっています。
東京臨海地区の夜景はとてもキレイです。
とにかくどこも広くてキレイで開放的。臨海地区の良いところです。
ずっとここにいたいなと、本当に思いました。ぶっちゃけ住みたい。
キッズ有明ガーデン(モール4階、キッズスペース)
乳幼児用のキッズスペースもしっかり用意されています。
モール4階のキッズ有明ガーデンは、無料なのにかなり遊べるキッズスペースです。
クッションフロアなので、子供が走っても安心。
ポンポンクッション乗ったり、木の中をくぐったり、鉄琴のオモチャで遊んだりできます。親も楽しいです。
月齢ごとに区分けされたスペースもあり、0~1歳ぐらいのハイハイエリア(走るの禁止)があるので乳幼児も安心です。
エリアの外周は全て椅子になっていて、疲れた大人は座ることができます。椅子があるのは意外と重要ポイントです。よくある有料キッズスペースだと、椅子が無くて、大人も床に座らないといけないところがままありますが、大人が床に座るのはちょっと疲れます。大人がゆっくり椅子に座れるのは嬉しいです。
平日の昼にも結構人がいました。子連れのタワマン住人は、毎日ここに遊びに来ているのだと思います。うらやましい!!
イオンスタイル(モール1階、スーパー)
タワマン住人向けに、しっかりと大型スーパーも用意されています。
イオン系なので、安くて品揃え充実です。
都心のタワマンには小さなスーパーが1階に併設されていることがありますが、そんなケチなものではなく、ドーンと大型イオンです。良いですねー!スーパーに併設のカフェまでありました。
このスーパーはおそらくタワマンからアクセスが良いように出入口が設けられていました。逆に、ホテルやシアター利用客にとっては、どこにスーパーがあるのかよく分からないフロア構造になっていました。
ここらへん、利用者ごとの体験を最大化するように設計されているなぁと思いました。
以上、有明ガーデンのモールについてご紹介しました。
僕の感想は、モールは子育てやテレワークするのに最高な環境だと思いました。
スーパーや100円ショップや無印良品など、生活に必要なものは全て揃っていて、有明ガーデン内で生活が全て完結します。テレワークメインの職種で、たまに都内に出かける程度のライフスタイルの人にとっては、有明ガーデンのタワマンは最高の住環境だと思います。
ホテル(ヴィラフォンテーヌグランド東京有明)
さて、ここからが今日の本題です。(前置きが長すぎた・・・)
有明ガーデンのホテル「ヴィラフォンテーヌグランド東京有明」に1泊家族旅行してきました。
2020年オープンなのでとてもキレイです。エントランスは広くて快適!モノレール「ゆりかもめ」が目の前を走る、お台場を感じるエントランスです。
この日はおそらく新人研修があったのでしょう。夜にはエントランスに若者のグループとか、若者にドヤ顔で「会社っていうのは~」とか語るオジサンがいて、とても活気あふれる空間でした。
お部屋はこちら!珍しい「和洋室」です。
部屋の奥が畳になっていて、子供が自由に遊びまわることができます。
ベッド二つに加えて、和室用の布団が2枚用意されています。子供はベッドよりも布団の方が安心なので、快適にホテルステイすることができました。
このホテルはミキハウスの「ウェルカムベビーのお宿」に認定されており、哺乳瓶の熱殺菌グッズなど、育児用の貸出サービスが充実していました。
この和洋室は28平米で、面積で見ると小さめのお部屋です。しかし無駄なスペースが全くなく、必要十分な設備がそろっていました。
お風呂はユニットバスでした。最近の新築の家のユニットバスみたいですね。
床が滑り止めのタイルなので、子供向けには安心です。外資系ホテルだと大理石でゴージャス感を出しているお部屋がありますが、あれは子供が滑ってケガをするのが怖いんですよね~。
洗面台は狭いですが、必要なものが揃っています。
ホテルというよりマンションのような設備です。床もフローリングだし。
全体的に段差が無く、子供が転ぶ心配が無くて良かったです。
トイレもフローリング。家感がある。
通路が狭いので、スライド式の扉になっていました。空間を有効活用していると思う。
お布団は、なんと縦向きに収納されていました。タオルみたいに。
なるほど、この入れ方なら、少ない面積でも布団を収納できます。よく考えたなぁ・・・。
自販機コーナーは、地味にサービスが良かったです。
まず、製氷機の横に使い捨てのプラコップが備え付けてあります。
そうなんですよね!「ちょっと氷とっていくか~」というとき、コップが無くて困ることが多いんですよね!このコップは嬉しい!
さらに、電子レンジの横に割りばしのサービスがあります。これも嬉しい。
写真の自販機は違いますが、後ろ側の自販機は交通系電子マネーが使える自販機でした。これも嬉しい。
お部屋の電気設備は、なんと電流3Aの急速充電USBチャージャーが2か所もある!これも嬉しい!
痒いところに手が届くホテルだなぁと思いました。
部屋からの眺め。西側でした。夕日がキレイです。
左前に見えるのはオリンピックでも使われた有明テニスの森。目の前に見えるタワマンは2008年築のブリリアマーレ有明、その隣が2010年築のブリリア有明スカイタワー。右手にはまだ空き地が広がっているので、まだこれから新しい施設ができるでしょう。
さらに手に進むと、豊洲の市場へと続きます。
今回の料金は以下の通りでした。
- 平日に1泊2日
- 家族4人(大人2人+子供2人)
- 和洋室(28平米)ベッド2台+布団2組【未就学児添寝無料】
- 楽天トラベルで予約
- 税込み20100円(3900円クーポンを使用)
泉天空の湯(ホテル6階、モール5階直通のスパ)
最後に、有明ガーデンは天空温泉もウリです。
ホテルに温泉付き宿泊プランがありましたが、今回は子供がいるので温泉には入りませんでした。
温泉だけに入れるデイユースプランもあるようなので、今度行ってみたいと思います。
ホテルの客室~会議室~温泉~モールのフードコートが有機的に繋がっており、ここだけでも十分な旅行が楽しめそうでした。修学旅行で来たい。
昔ながらのお台場にも行ってきた
さて、今回は有明ガーデンを満喫しましたが、昔ながらのお台場にも足を延ばしてみました。
東京テレポート駅前のシンボルプロムナード公園。
大学生のころのお台場の思い出の場所です。
ここにあったヴィーナスフォートは、2022年3月に23年の歴史に幕を閉じました。
ヴィーナスフォートがなくなって、「僕たちの思い出のお台場は消えてしまうのか」と思ったのですが、実はそうじゃなくて、お台場もどんどん生まれ変わっているんですね。
東京テレポート駅の隣も、何やら新しいものを作っています。
数年前まで、ビッグサイトの青梅展示棟があったところですね。ここにも新しい何かができるのでしょう。
お台場は失われるのではなく、有明ガーデンをはじめとして、新しいお台場に生まれ変わっていくのですね。
最後に、デックス東京の裏側にあるお台場海浜公園で、レインボーブリッジを見ながら海に足をつけて、お台場旅行の締めとしました。
お台場は本当に、何度来ても楽しいです。
大学生の思い出は、ダイバーシティ、アクアシティ、ヴィーナスフォートでしたが、有明ガーデンなど、新しく生まれ変わっていくお台場も好きになれそうです。
今回の旅行でも「お台場に住みたい・・・」と思いました。やっぱりお台場は大好きです!
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。