ども!MTGブロガーのまとんです。
2019年5月3日に発売された新エキスパンション「灯争大戦」でリミテを遊んできました!!
日本語版が全く手に入らない!!!
灯争大戦の日本語版パックでは、プレイズウォーカーが50%の確率で、日本人イラストレーターによって描かれた通常版とは異なる特別絵になるという、仕様になっています。
絵違いカードの中でも特に、リリアナのイラストはファイナルファンタジーシリーズの原作絵を描かれている有名な方が描いているそうで、めちゃくちゃ価値が高いようです。
他の絵でも、ラノベの絵っぽいイラストもたくさんあり、日本らしさがでていました。
その影響があって、日本語版はプレミアがついていて、全く手に入らない。
東京都内でいつも行くカードショップを3人がかりで探し回っても、全然売られていなかったです。
新パックが発売1ヵ月以内で売り切れ続出するのは、異常現象でした。
通常は1パック300円ですが、Amazonやメルカリでは1パック450円などの足元を見た価格で売る業者もいて、とんでもない状況になっています。
僕達は、かろうじて英語版を入手し、リミテッドを遊ぶことができました!
プレインズウォーカー大集合!スターウォーズ3のような世界観
灯争大戦の印象は、やっぱりプレインズウォーカーですね!
灯争大戦では神話レアだけでなく、アンコモンやレアにもプレインズウォーカーが用意されていて、しかもパックに必ず1枚のプレインズウォーカーが入るようになっており、リミテッドでも簡単にデッキに組み込めます!これは楽しい!
そして灯争大戦では、若いプレインズウォーカーから、年配の貫禄あるプレインズウォーカー、あまりカード化されていない知名度の低いプレインズウォーカーなど、多種多様な人物が登場しています。
大量のジェダイが登場してドンパチするスターウォーズ3のような世界観!
さらに、ニコルボーラス陣営につくリリアナなどの悪チームと、ギデオン率いる正義のチームに分かれる様相は、アベンジャーズのシビル・ウォーのような雰囲気もあって、ストーリーも楽しいですね!
このおばちゃん、どこかで見たことある・・・?
例えばこのヤヤというプレインズウォーカー。
こんなオバチャンも参戦しているんだなーと思って、MTG wikiで調べてみると、なんと2006年発売の「時のらせん」でカード化していたヤヤ・バラードだったんですね!
《特務魔道士ヤヤ・バラード/Jaya Ballard, Task Mage》[TSP] 赤R | 晴れる屋
僕は2006年当時もMTGをやっていたので、めちゃくちゃ懐かしいです!
昔はあんなにシュッとしていた美人だったのになぁ・・・。
ストーリー的な時代の変化だけでなく、プレイヤーとしてもノスタルジックに浸れる、楽しいエキスパンションになっていました。
若手のプレインズウォーカー!誰だよお前!でもリミテで使える!
見るからに若造なプレインズウォーカー。
こんなのも参戦している、お祭り的な雰囲気が楽しい。
しかしこいつ、能力はなかなか優秀。
3マナで+1/+1カウンターを3個ばらまけますが、灯争大戦のキーワード能力「増殖」とのシナジー効果が絶大。
出したターンに+1/+1を1個、次のターンに2個目をばらまいてから増殖をすると、結果的に+2/+2を二人にばらまいて、さらに+1/+1を2個配れるという、なかなかのムーブを発揮してくれます。
リミテでは大活躍でした。
サムトさん・・・あんた神話レアやったのに!
アモンケットでは神話レアとして2回もカード化したサムトさん。
灯争大戦では、まさかのアンコモン。ちょっとかわいそう。
そして何より、イラストが逆光すぎてかわいそう。
なんか悪いキャラみたいになってしまってる・・・。
しかし能力は非常に優秀。赤緑にド直球な効果で、占術(Scry)で息切れ対策も良い。
リミテでは最高に優秀。
動員が強い!とりあえず動員と増殖のカードを入れておけばシナジー発揮!
灯争大戦でリミテをやった感想としては、とにかく動員(Amass)と増殖(Proliferate)が強かったです!
動員は、ゾンビトークンがいなかったら0/0トークンを出した上で、ゾンビトークンに+1/+1トークンを置くという効果。
クリーチャー展開と強化を同時に行えるのは、非常に優秀な効果です。
増殖は、盤面のカウンターを全て1個増やすという効果。
動員のゾンビが大きくなるのはもちろんのこと、忠誠度カウンターも増えるなど、効果の範囲が広いです。
動員と増殖のシナジーが半端ないので、とりあえずこれらをデッキにぶち込んでおくだけでも強かったです!
優秀だったカードの紹介
4マナで打ち消して、動員2。アマス2!
リミテでカウンターカードは、盤面に直接貢献できないので微妙なことが多いですが、これはカウンターに加えてさらに2/2ゾンビを展開できるという優れモノ。
これを入れた青は、とにかく強かったです。さらに増殖で3/3にされたら、もう止まらない!
黒2マナで1/2と1/1が出てくるという、優秀コモン。アマス1!
打点は小さいとはいえ、2ターン目にクリーチャー2体を展開できるのは強いです。
4マナ3/3トランプル警戒という十分な基本性能。
さらに、+1/+1が置かれる際、追加で1個が置かれます。
上述の若いプレインズウォーカーで+1/+1を乗せると2倍、さらに増殖で2倍。
簡単に止められない大きさになる、優秀な緑のファッティです。
増殖を発動させる奴ら。
左は4マナ4/4で場に出たとき増殖。非常に使いやすい。
右は3マナソーサリーで、+1/+1を置いた後に増殖。単体でも+2/+2を置けるし、動員のゾンビも一緒に強化できたり、プレインズウォーカーの忠誠度を上げて再利用したり、シナジーの塊でした。
3マナ1/1威迫、場に出たとき+1/+1を置く。
こういうシンプルなやつが使いやすい。
3マナ1/4、場に出たとき動員して、ゾンビトークンに呪禁と威迫を持たせる。
動員のゾンビトークンは、1体を大きく育てていくイメージで巨大化していきますが、除去られると育てた努力が水の泡になります。
そこで、4/4程度まで大きくなった後にこいつを出すと、呪禁で焼かれる心配が無くなり、止められないゾンビが完成します。
「令和の苦花」こと、2マナエンチャントで毎ターン動員して1ライフロス。
ゾンビトークンが6/6以上だとハンコンを持つ。
正直、これを2ターン目に出されたら止まらないです。
ゾンビはジワジワ大きくなるのかと思いきや、色々と紹介した動員持ちカードと組み合わせると、意外と簡単に6/6に到達します。
特に黒青デッキで、上記の4マナカウンター+動員2と組み合わされるとヤバイ。止められない。
今回引いたレアは!?
2019年6月3日現在、ハレルヤの価格で比較すると、
一番のアタリは「人知を超えるもの、ウギン」で、900円程度。
「約束の終焉」800円程度。
「野獣の擁護者、ビビアン」が400円程度。
約束の終焉は、流行中の孤光のフェニックスと相性が良いようなので、ローテーションが回る前にメルカリで売ってしまおうかと思う。
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。
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