メタラーまとんがハイソにやらかすようです

東大理系修士卒JTBCエンジニアのハイソサイエティ(上流階級)な日常

【転籍】出向先に骨を埋めることにしました

ども!JTBCブロガーのまとんです。

昨年に「家を買ったら、次の日に転勤(肩ポン)を言い渡された話」という記事を書きました。

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その続きで、このたび、その転勤先に転籍することになりました!!(転籍:元の会社の籍を失って、出向先の会社に籍を移すこと。移籍。)

出向してから1.5年での転籍。肩ポン返しです!

出向先は、思ったより居心地が良かった

元いた会社には「2年間の出向を通して、外を経験して、修行してこい」というキャリアパスがあります。

僕もそのパスにのっとって、去年の4月から、今勤めている会社に出向することになりました。2年間なので、来年の4月には出向が終わって元に戻る予定でした。

2年間だけだし、まぁ気楽にやっていくか~というノリで出向が始まりました。

しかし、いざ新しい仕事を任されてみると、これがなかなか面白くて、バリバリ仕事をしている自分に気が付きました。

2年のうちに何としてでも成果を残して戻らないと、次のキャリアが繋がらないぞ、という熱いモチベーションで、少しでも自分の爪痕を残そうと、がむしゃっていました。

その甲斐あってか、1年目の成果はとても良く評価してもらえたし、自分の仕事で表彰もしてもらえました。やりがいがありました。

さらに良かったのが、人間関係にとても恵まれました。直属の上司は敏腕プロジェクトマネージャーで、僕には無いスキルを持っている人でした。出向中に彼のスキルを少しでも盗もうと、近くで勉強できました。

さらに、同僚には仲良く話せる先輩と、活きの良い期待の新人。とても居心地の良いチームでした。

あれ?もう、ここでよくね?

そんな中で1年間も働いていると、「あれ?もうここでずっと働けばよくね?」と思えてきました。

僕は、その環境にすぐに適応できる男「ダーウィン系男子」を自称しているのですが、これが発動しちゃいました。

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ダーウィン系男子が1年間も働いていたらね、もうそこが好きになってしまうんですよね。

このままでいいじゃん、と思ってしまいました。

コンフォートゾーンで成果を出す方が人生幸せなのでは?

正直に言うと、元の会社の仕事よりも、出向先の会社の仕事の方が、自分の資質に合っているなと感じました。

良く言えば、適材適所。悪く言えば「コンフォートゾーン(人が心理的なストレスや不安を感じずに、安心して快適に過ごせる領域)」です。

コンフォートゾーンにいると成長しないので、一歩踏み出してストレッチゾーンに行くことが重要、と言われています。

でもなぁ、正直、評価してもらえるのならば、自分が働きやすいコンフォートゾーンにずっといた方が、人生幸せなのではないか?と思ってしまいました。

そんな、無理してストレスのかかる環境に戻らなくてもねぇ。どうせお金のために仕事をしているのだし、仕事なんて、ほどほどでよいのですよ。

僕の人生の優先順位の1位は、家族の幸せです。健康第一!

せや、自分から転籍しよう!肩ポン返しや!

というわけで、このまま転籍する方向で画策を始めました。

出向先の上司たちに「実は転籍したいです」と話を持ち掛けると、「ぜひ来て欲しい!」と、とてもウェルカムでした。ありがたいことです。1年間、がむしゃって成果を残して、信頼を得ることができたのかなぁと思います。

そこで、出向先の上司から、出向元の上司に話を持ちかけてらいました。部長同士のバトルです!ゴゴゴゴ!!!

出向元の上司からすると、去年肩ポンして送り出した部下が「自分から会社を辞めたい」と言ってきた形です。肩ポン返しのように感じたでしょうか。

彼からすれば、来年に戻ってくる僕の次のキャリアプランとか色々考えてくれていたのだろうと思うので、ちょっと申し訳ないことをしたなとは思いますが、まぁ僕の人生なのでね。

ここで元上司が「絶対に渡さん!!」とか言って揉める泥沼展開の懸念もありましたが、元上司は「そうか。驚いたけど、君が決断したことなら尊重します。頑張ってね」と送り出してくれました。ありがたいことです。僕は本当に上司に恵まれました。

転籍RTA1.5年のポジショントークで後輩を煽っていく

すんなりと話がまとまったので、2年目の下期から転籍することになりました。

僕は「2年の出向が終わる前に、自分から1.5年で転籍していったヤツ」という立ち位置になりました。

これは美味しいポジションなので、ネタとして使っていこうと思います。

今後、元の会社の後輩たちが出向に送り出されるたびに、「お前も転籍しないか?」「俺は転籍RTA(リアルタイムアタック)1.5年だったけど、君はこの記録を超えられるか?」と、ポジショントークで煽っていこうと思います。

少なくとも、突然の肩ポン&出向をくらって落ち込んでいる後輩に、「出向からの転籍で、人生楽しんでいる先輩がここにいるよ」という明るい事例の一つでも提供していけるなと思います。

転籍して待遇は変わるのか?

ここが一番大事なところではあるのですが、待遇面はほぼ変わりませんでした。ありがたいことです。

僕は、元の会社から、グループ系列の会社に出向した形でした。この会社はどちらも給与水準が全く同じでした。なので気楽に転籍に踏み切ることができました。

福利厚生面については若干劣化するので、年間収入が5万円ほど下がるかな?という程度でした。

僕の勤める会社はJTBC(Japanese Traditional Big Company 日本の伝統的大企業)ですが、僕の年齢(ミドサー)としては、そろそろ年功序列が終わってくる年頃です。

ここからは成果を出せたかどうかで給与(特にボーナス)に大きな差がついてくるので、引き続き、成果を出せるように頑張っていこうと思います。

1.5年の業務委託をしてから転職したような感じ

スタートアップの会社の採用の話を聞くと、「まず業務委託として副業で働いてもらって、良さそうなら転職してもらえないか交渉する」というスキームをとると聞いたことがあります。

振り返ってみると、僕は1.5年かけて業務委託のように働いて、仕事と人間関係の信頼を得てから転職に踏み切ったような感じだなぁと思いました。

先方からの信頼を得ていたので、転職活動は非常にスムーズでした。

僕は社会人6年目ぐらいに転職活動をしたけど全落ちして挫折して、それからほそぼそとやってきましたが、このたび、社会人10年目ぐらいでやっと転職した形になります。

まぁ同じJTBCのグループ内なので、環境は大して変わりませんが、事業のドメインが変わります。

「そろそろ、自分に新しい専門性の柱が欲しいな」と思っていたところなので、この転籍は僕の個人キャリアとしては良いムーブだろうな思います。新しいドメち(ドメイン知識)をゴリゴリと獲得していこうと思います。

 

(僕はダーウィン系男子、かつ、ポジ・ポジ男なので、全ての自分の行動を肯定してしまうタイプです。客観的に見たらどうなのかは、知りません。自分の評価は自分で決めます。)

 

肩ポンされたみなさん、ぜひ肩ポン返しをしてみてください!

以上、メタラーまとんでした。

ではでは。

 

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