メタラーまとんがハイソにやらかすようです

東大理系修士卒JTBCエンジニアのハイソサイエティ(上流階級)な日常

【MTG】指輪物語でドラフト!ロードオブザリングの世界に入り込め!

ども!MTGブロガーのまとんです。

2023年6月発売の指輪物語 中つ国の伝承」でドラフトしてきました!

指輪を成長させていくシステムが面白かったです!

指輪物語 中つ国の伝承のプレリリースパックを購入

このパックは、いわゆるロードオブザリングとのコラボパックです。

友人にロードオブザリングが大好きなヤツがおり、発売してすぐに遊びたかったので、プレリリース期間に紙のプレリリース用のパックを購入!

指輪物語パック価格の高騰がハンパなく、プレリパックがなんと1個4000円もしました。

シールド戦をするためには1人1パック購入が必要で、一人4000円もかかるってマジか・・・?と思い、今回はドラフト戦にしました。4人なので2パックを購入!

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晴れる屋の特典?で、1パックあたりセットブースターが2パックと、なんか1枚の特典カードが付いてきました。

特典カードではタルモゴイフがあたる可能性があったようですが、今回は出ませんでした。残念。

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プレリパックの中身はこんな感じ!

ドラフトブースター6パックと、プロモカードのパックと、ライフカウンターと、指輪カードなど。

指輪を成長させていけ!

このパックの特徴的なシステムは、指輪です。

「指輪があなたを誘惑する」という効果を発動すると、指輪が1段階成長し、1対のクリーチャーに指輪を持たせることができます。指輪は紋章で、クリーチャーが死んでも指輪は残ります。また指輪に誘惑されれば、他のクリーチャーにつけることができる。指輪は4段階まで成長し、効果が増えていくという仕組みです。

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指輪の効果からして、「パワーが小さいクリーチャーを指輪専属のシステムクリーチャーにする」という使い方が無難でした。基本的に殴ってもブロックされないし、ブロックされても3段階まで成長していれば相打ちに持ち込めるので、まぁブロックされない。毎ターンひたすら指輪をもって殴るマシーンとなりました。

相性が良いのは「ロスロリアンの見張り番」に指輪を持たせることでした。毎ターン殴り続けて、「1点ダメージ+占術1+ルーター1+3点ルーズ」という指輪マシーンになりました。占術1してからルーターできるので、デッキトップが欲しいカードならすぐに引けるし、要らないカードなら2枚目を掘り下げられる。

ただ、指輪を使ってみた感覚として、アドバンテージを生めないのが微妙でした。カードが増えるわけではないし、パワータフネスも増えないので、装備品のように「クリーチャーを強化する」という感覚は無く、「システムクリーチャーを作る」という感覚でした。

指輪を保持するクリーチャーは所詮パワー1なので、通っても1点ダメージにしかならず、ゲームを決定づけるほどのクロックにはならない。う~ん、これ、強いのか?

指輪はバルダーズゲートのイニシアチブと似たようなシステムですが、イニシアチブは「ダンジョンを進めるだけで爆アド」だったのに対して、指輪は「4段階まで成長させて、ようやくダメージレースに寄与する」というイメージで、頑張りに見合わないなぁというネガティブな印象を受けました。

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指輪を成長させる仕組みとしては、ここらへんが使いやすかったです。

ウルク=ハイの狂戦士」は一番使いやすい。安定して指輪を成長させられます。

「レンジャーの松明」は超優秀火力。クリーチャーを焼いた上で指輪を付けられる。赤なら絶対入れるべき。

「ボンバディルの歌」は、インスタントタイミングで指輪を付け替えられるのが面白い。指輪の3個目の能力を使って、「ブロックされた後に指輪を付け替えて、ブロッククリーチャーを除去する」という使い方ができたら面白そうだなと思いました。+1/+1されるので、少なくとも2体は持っていける。

黒緑赤の3色デッキを組んだ!

このパックは全体的にカードパワーが低めに設定されているように思います。ドラフトしながら「2色だとデッキが組めないな」と思って、3色にしました。

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このパックには2色土地は無いのですが、緑なら「ウォーゼの先導者」がコモンなので色が安定しました。

「受け継いだ封筒」は指輪も伸ばせる優秀マナアーティファクト

あと、今回は引けなかったですが、変幻地の亜種の「ホビット庄の段々畑」がコモンに入っているので、3色にしたいなら有効。

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今回は黒の除去が優秀だなと思いました。コモンに3マナの確定除去の「いとしいものを取り返す」があります。ついでに指輪も伸びるので良い。

「悲惨な破滅」は4マナ確定除去+2点ルーズアンコモンですが、黒を使うなら是非使いたい。

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レアとしては「ウンゴリアントの末裔、シェロブ」が強かったです。6マナのくせに8/8という、ちょっとスタッツが異様に高い。8/8なので接死はオマケ程度。

シェロブが倒したクリーチャーは、なんと食物化して奪うことができる。おぞましい効果です。「接死のファッティは、チャンプブロックしとけばいい」という甘えたプレイを許さない。ブロックしたら食っちゃうぞ。

今回の勝負では、シェロブがダンガルフを食物にして食べるという、楽しい場面がありました。

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「戦利品運び、シャグラト」は装備品を付けて、毎ターンオーク動員してくれるというアド生成機。ただ、あまり強い装備品を引けなかったので、そこまで活躍しませんでした。せめてこいつが速攻持ちだったらなぁ。

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他に引いたレア。

「きらめく短剣、つらぬき丸」はロードオブザリングの映画で使われていた武器ですが、使ってみると思ったより強くなかった。出して装備に4マナもかかるのに、たかが+1/+1と疑似警戒というのはちょっとショボい。速攻を持たせるために毎ターン2マナかかるのも重い。せめて+2/+2にするとか、装備コストが1だったら良かったなぁ・・・。

「モリアの坑道」は映画の1部作目のクライマックスシーンの舞台なので、嬉しくてピックしたのですが、まぁ弱いですね。山より弱い。都合5マナ+墓地3枚使ったのに、たかが宝物2個というのはショボイ・・・。なにか良いシナジーがあるのだろうか。

「木の牧人、ファンゴルン」は映画の終盤で活躍したツリーフォークですよね。ただ、7マナトリプルシンボルはちょっと3色デッキには入れられませんでした。効果も微妙だし。ツリーフォークは種類が少なくて、デッキのメインにはならないだろうなぁ。

食物トークンがつえぇ!!

こちらは友達が作った白青緑のトークシナジーデッキの素晴らしいシステム!

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「イシリアンの藩主、ファラミア」はめちゃくちゃ強い。相手がアタックしなかったら1枚ドロー、アタックしたら1/1を3体出すという、立っているだけでめちゃくちゃアドバンテージを生むやつ。相手からすると、ゲームに勝つためにはアタックしないといけないのに、アタックしたらなぜか相手に1/1が3体出るという、「俺は何のためにアタックするんだ?」という気持ちにさせられる。

「雨小路のロージー・コトン」はファラミアとの相性が抜群のシステムクリーチャー。ファラミアの1/1が、2/2ででてくる。毎ターン2/2が3体はエグすぎる。

「ブリー村の亭主、バタバー」は、強すぎて許せない。毎ターン食物トークンを生成するので、毎ターン3点回復できる。こっちが指輪をフル成長させて毎ターン3点ルーズさせてるのに、食物トークンで帳消しにさせられるという不条理。指輪と食物が同じ効果ってなんやねん。この世界観どうなっとるんや!しかもこいつの顔がめっちゃムカツク。この顔でフル成長の指輪と張り合ってくるのが、またムカツク。

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このパックではMTGで初めて「鳥貴族」が実装されたようです。

ドラフトの後、友達らと一緒に鳥貴族に行こうという話に当然なったのですが、秋葉原駅前の鳥貴族は「予約していないと1時間待ち」という超人気店だったので、諦めました。

 

指輪物語ロードオブザリングの映画に出てくるキャラクターのカードがアンコモンでもたくさん出てくる楽しいパックです!

是非、映画を復習してから遊んでみてください!「あ!これ映画のあのシーンのカードや!」というのがたくさんあって面白いですよ!

以上、メタラーまとんでした。

ではでは。

 

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