ども!投資ブロガーのまとんです。
12月は株主優待シーズンです。株主優待は、毎年定期的にプレゼントが贈られてくるイベントで、まるでサンタクロースのマシンを錬成するかのような投資方法です!
この記事では、わが家のサンタクロースの布陣をご紹介します!!
含み損でもいい。株主優待が貰えるならね。
我が家では日本株、米国ETF、投資信託の投資をやっています。
まず、バッサリ言ってしまうと、個別株なんてちっとも儲からないです。えぇ。
素人が手を出して勝てると思ったのが間違いでしたね。やればやるだけ金が減っていきますよ。なんなんですか、これ。マジで。
一方、何も考えずに積み立てている投資信託と、ただ買って寝かせている米国ETF(QQQ)の成績はすこぶる良いです。
投資信託での含み益を日本株の含み損がジャマしている、それが我が家の現況です。
インデックス投資と個別投資の比較については、こちらの記事で成績を分析しているので、興味のある方はご覧ください。highso.hatenablog.com
一方で、日本株の個別株には、圧倒的な魅力があります。そう、株主優待です。
株主優待は、株を保有さえしていれば、定期的にプレゼントが送られてきます。
ずっと保有していれば毎年貰えるため、サンタクロースが年内に何度も来てくれるような感覚があります。
キャピタルゲインでは含み損だとしても、プレゼントが貰えるというのは嬉しいものです。
ただ単に3000円貰えるよりも、3000円相当の優待がもらえる方が、なんとなく嬉しいわけですよ。分かりますか!!!
(こういった感覚論で投資をしているから、わが家は投資が上手くならないわけです。参考にしてはいけませんよ~)
我が家の株主優待の布陣をご紹介!!
株主優待は株の保有者ごとに貰えます。例えば家族で二人が持っていたら2つ貰えます。家族が多ければ、分散して株を持つとたくさん貰えてよりハッピーになれます。
我が家は僕・嫁・長女・次女と頭数が多いので、特に好きな銘柄は複数人で保有するようにしています。
(以下、株価は記事を執筆した11月27日時点の値です)
JT(日本たばこ産業)
権利確定日は12月末。現在2274円。
自社および自社グループ会社商品(お米などが貰えるらしい)100株で2500円相当、200株で4500円相当、1000株で7000円相当、2000株で13500円相当。
JTの優待には「保有期間1年以上」の縛りがあるため、優待を貰うためにずっとホールドしておく必要があります。この仕組みがJTの株価を支えているのだと思います。
僕は去年の12月末に200株を仕込んでおいたので、今年はついに優待が貰えます!!
100株で22万円ほどするので、40万以上をJTで寝かせているわけですが、優待が楽しみすぎるのでヨシ!としています。
JTは高配当金銘柄としても有名で、11月28日現在、配当利回りが6.05%となっています。現在では、100株で年間14000円となります。
僕の場合は200株持っているので、半年ごとに14000円(税引前)が配当金として振り込まれて、さらに株主優待ももらえるということで、今のところJTに不満はありません。
一方、JTは「配当金が貰える以上に、株価が下落するので、結局儲からない」という悪名高い銘柄でした。つまり、配当金で14000円など貰っても、それ以上に株価が下落してしまう状況が4年ほど続いていました。
しかし、コロナ後からは株価が下がることがなく、なんと株価を維持しています。ついにJTに春の時代が来たのかもしれません。
僕がJTを購入してからは、「株価は下がらない、配当利回り6%、株主優待あり」という最強の銘柄となっています。
このまま株価が下がらなければよいのですが、まぁ下がっても優待さえ維持してくれれば僕はOKです。
すかいらーくHD
JTに並んで有名なすかいらーくです。僕が200株、嫁が700株保有。
権利確定日は6月と12月。現在1512円。
飲食代割引カードが、100株で2000円、300株で5000円、500株で8000円、1000株で17000円です。
すかいらーくはガストやバーミヤンなどのファミレスを運営している会社です。優待券は系列店のファミレスで使えます。
優待券配布のシーズンになると、ドヤ顔で優待券で支払いをする人がファミレスに現れることに、最近気が付きました。
我が家では、僕と嫁の分を合わせて半年に1回10000円分の券が届く形になります。
優待券が届くと、ウキウキしながらガストに外食に行くわけです。タダ飯というのはとてもウキウキするものです。人間ならね。
優待券が届いたあとの我が家は、「ガストに行こう」ではなく「すかいらーくに行こう」と言うようになってしまいました。
ガストやバーミヤンのことを「すかいらーく」と呼ぶ奴は、間違いなく優待券を持っています。気をつけろ!!!
また、コロナで客足が遠のいてから配当金が0円となっていましたが、11月12日の業績予想の修正で配当金の復活(期末14円)が発表されて、株価がグンと上がりました。乗るしかない、このビッグウェーブに!!!
キリンHD
飲食や食品銘柄は優待が多いです。僕が100株保有。
権利確定日は12月。現在1887円。
自社グループ会社商品等(ビールやジュースなど)100株で1000円相当、1000株で3000円相当。
配当利回りも3.45%で悪くないです。
僕はお酒が飲めないので、ジュースが貰えるのが楽しみです。
お歳暮でカルピスを貰う行事を、株主優待で再現しているような感覚です!!
タカラトミー
権利確定日は3月と9月。現在1040円。
3月には、100株で限定トミカ2台、1000株で限定トミカ4台、2000株で限定トミカ4台+リカちゃん1体。
3月と9月には、自社オンラインショッピングサイトでの商品購入10%割引券。1年以上保有なら30%、3年以上なら40%。
うちの長女をトミカ沼に引きずり込んだのは、タカラトミーの限定トミカ(パトカーと日産フェアレディ)でした。
「子供が生まれたらタカラトミー株を仕込んでおいて、3歳になるころに40%OFFでプラレールを買う」という育児投資ムーブがありますが、わが家は普通に誕生日にプラレールを買ってしまったので、もう意味ないかも。
フジオフードG本社
穴場の優待銘柄。嫁が200株、長女がジュニアNISAで100株保有。
権利確定日は6月と12月。現在1364円。
食事券または自社関連商品が、100株で3000円相当、300株で6000円相当、1000株で12000円相当です。
うちの近所にはフジオフード系列のレストランがないので、商品を貰うようにしています。
商品では明太子や串カツセットを選ぶことができます。3000円相当なので、割と豪華なものが貰えます。
半年ごとに貰えるので、しょっちゅう美味しいモノが貰えるという感覚があります。
ただし、選べる商品の選択肢が6種類くらいしかないので、二人で1年も保有しているとすぐにマンネリ化してしまうのが悩みどころ。
オリックス
JT、すかいらーくに並んで有名な優待銘柄。嫁が100株、長女がジュニアNISAで100株保有。
権利確定日は3月と9月。現在2356円。
3月には、100株でふるさと優待(カタログギフト)が貰えます。3年以上保有するとカタログギフトのランクが上がります。
3月と9月には株主カードが貰えます。すみだ水族館の入場10%OFFなどに使えます。
カタログギフトで貰えるものは選択肢が多く、特にオオサンショウウオの巨大な人形は有名で、「たいていの投資家の家にはオオサンショウウオがいる」という投資家ジョークがあります。
株主カードはあまり使い道がないので(10%OFFは正直ショボい)、使わないこともあります。オリックスは3月優待のカタログギフトがメインです。
また、配当金も年間78円で利回り3.38%と良好です。
オリックスは、カタログギフトと配当金目当ての初心者長期ホルダーに好まれる銘柄でした。しかしコロナショック後、他のあらゆる銘柄が景気に振り回される中で、優待と配当金が安定しているオリックスはむしろ最も信用できると言わんばかりに好まれるようになり、まさかの2年弱でのダブルガバーを達成しています(1130円→2300円)。
短期売買するつもりのない優待目当ての初心者投資家も、「含み益がすごいことになっている・・・売ったほうがいいのか・・・?」と、嬉しい悲鳴を上げています。
学研ホールディングス
教育と言えば学研。嫁が100株保有。
権利確定日は9月。現在1005円。
学研モールクーポンまたは自社グループ会社商品が、100株で2000円相当、400株で4000円相当、1200株で8000円相当。3年保有すると図書カードなど増える。
学研ECサイトで教育グッズを入手できるので、来年から幼稚園に上がる長女のために、何か買ってあげたいと思います。
優待の制度が長期保有が有利なように変更しているので、たくさん持つべきなのですが、2021年になってから株価が右肩下がりを続けており、ちょっと怪しい。
配当は24円(2.39%)と、悪くはない。
ヤーマン
美顔器メーカー。嫁が100株保有。
権利確定日は4月。現在1099円。
自社オンラインストアの割引券が、100株以上で5000円相当、500株で14000円相当。長期保有すると額が上がる。
僕はよく知らないメーカーなのですが、額面で見ると優待利回り5%なので、めちゃくちゃコスパが良いなと思います。
2021年は株価が乱高下しており、僕には怖くて手が出せない。嫁に任せる。
KDDI
優良銘柄の代名詞。次女がジュニアNISAで100株保有。
権利確定日は3月。現在3420円。
au PAYマーケットのカタログギフトが、100株で3000円相当、1000株で5000円相当。5年長期保有でランクアップ。
配当利回りも3.69%と悪くないです。
何よりもauの会社なので、業績が悪化するとは思えず、安心感があります。
通信は政策に左右されやすい業界ではありますが、僕はKDDIを信用しています。
KDDIはいつか買いたいと思っていたのですが、2021年は株価が上場来高値レベルだったのでなかなか手を出せませんでした。そこで、10月末の決算発表でググーッと株価が下落してくれたので、これはチャンスと見て次女のジュニアNISA枠を使って購入。わりと安値で買えたので良かったです。
月別に並べてみる
株主優待の布陣を月ごとに見てみます。
実際に優待が届くタイミングはバラバラなので(半年ほどかかる銘柄もある)、ここでは権利確定日で並べてみます。
3月
・オリックス(嫁+長女):カタログギフト
・KDDI(次女):カタログギフト
4月
・ヤーマン(嫁):サイトクーポン
6月
・すかいらーく(僕+嫁):お食事券
・フジオフードG本社(嫁+長女):食べ物
9月
・学研ホールディングス(嫁):サイトクーポン
12月
・JT(僕):米など
・すかいらーく(僕+嫁):お食事券
・キリンHD(僕):飲み物
・フジオフードG本社(嫁+長女):食べ物
やはり株主優待は3月と12月に集中しているなと思います。
次女の今年のジュニアNISA枠があと30万分ほど残っているので、2月優待の東京個別指導学院かイオンモールあたりを追加で仕込もうかなと考えています。
みなさんも株主優待で、サンタクロースマシンの布陣を整えませんか!?
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。