ども!育児ブロガーのまとんです。
子供用のおもちゃや絵本には、必ず「対象年齢」が書いてあります。
0歳向けとか、3-5歳向けとか。
これを目安に買うわけですが、これに縛られすぎてる人が結構いるんですよね。特に僕らの親世代で。
すぐに買い尽くしてしまう
0歳児向けのコンテンツは種類が少ないので、本屋などに行っても選択肢があまり無いわけです。
なので、0歳のときには、1歳向けのものを良く買っていました。
1歳になると、メルカリでゴッソリまとめ買いするようになりましたが、1-3歳向けのものしか売られていないわけです。
なので結果的に、いつも少し先の月齢のコンテンツを娘に提供し続けているような気がします。
「それはまだ早い」は子供の可能性を潰す
1歳のときに3歳向けキッズキーボードを買いました。
すると、「まだ早いんじゃない?」とか言ったりする人が結構いる。
たしかに、僕もよく「まだ早いか?」と思ってしまうことはある。
しかし、いざ買い与えてみると、娘はよく分からないなりに遊び始めて、1ヶ月もしないうちに、まともに遊べるようになっている。
キッズキーボードの例だと、ドレミファソラシドを理解して鍵盤を叩くのはまだできないけど、自動演奏リズムボタンを自ら押して、ダンスを踊って遊んだりしている。
その遊び方があったか、と感心する。子供の想像力は、いつも予想の斜め上をいく。大人が制限するべきではない。
親は、安全面にだけ細心の注意を払い、子供に自由にコンテンツを提供して、刺激を与えて、シナプスを育てていくべきだと僕は思う。
「対象年齢どおりに進めるべき」と言う人、何歳まで対象年齢どおりにできましたか?
それでも頭の堅い人は、「でも対象年齢は守るべきだ」とか言っちゃったりする。
オーケー。ではもっと視野を広げて議論しようか。
では質問を変えましょう。あなたは何歳まで、対象年齢を守れていましたか?
7歳のとき、小学校1年生の算数はできていましたか?できたでしょうね。
では、13歳のときに一次関数は?できましたか。
20歳では線形代数、常微分方程式を解けましたか?20歳の対象年齢です。
「20歳までいったら対象年齢とかないだろう!」とか言っちゃいますか?
では、何歳までなら対象年齢があるんですか?
僕から見たら、20歳で線形代数を扱うのは当たり前だし、年齢相応だと思うんですが、あなたはどこで脱落しましたか?
そう、何歳で何をやるなんて、自分のモノサシでしか判断できないのです。
人によって能力も嗜好も環境もタイミングも異なるのだから、通り一辺倒な議論はできないはず。
子供がやりたいことを、やりたいときに、やれる。それが大事なのだと思う。
「天才を育てた教育ママ」は褒め称えるくせに
「対象年齢を守れ」とか言う人にかぎって、「東大理3に子供を入れた教育ママのエピソード!」とかが大好きだったりします。
「生後6ヶ月でアルファベットを理解していた!」とか、「小学校で大人のチェスの大会で優勝した!」とか、そういうエピソードが大好きだったりします。
ホラね、上手くいった事例では、対象年齢無視でも褒め称えるんじゃないですか。
それでいいと思いますよ。
「まだ早い」だけは言わない教育
子供の可能性は無限大。
「まだ早い」は子供の成長を阻害する、呪いの言葉です。
親は、安全面に細心の注意を払って、子供の想像力を育んでいくのがよいと思います。
Our greatest natural resource is the minds of our children.
われわれの一番大きい資源は、子供の心である。
- Walt Disney (ウォルト・ディズニー)
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。