メタラーまとんがハイソにやらかすようです

東大理系修士卒JTBCエンジニアのハイソサイエティ(上流階級)な日常

都電荒川線の一日(後編)東京に10年住んでるけど「あらかわ遊園」を初めて知りました!

ども!育児ブロガーのまとんです。

前回から引き続き、チンチンでんしゃ(路面電車都電荒川線の一日旅行の後編です。

highso.hatenablog.com

今回は荒川区が誇る遊園地あらかわ遊園に行ってきました!

実は初めて知った「あらかわ遊園

あらかわ遊園都電荒川線沿いにある遊園地です。街の中に溶け込んでいる、地域の人が気楽に通える遊園地です。

都電荒川線といえば、あらかわ遊園」という評判だったので、荒川区の地域の人には有名なのだと思いますが、、、

実は僕は今回、あらかわ遊園を初めて知りました。

僕は東京に10年以上住んでいますが、本当に知らなかった。

東京の有名な遊び場については、行ったことは無いとしても、だいたい知っているつもりだったのですが、あらかわ遊園は本当に知りませんでした。

例えば街の遊園地としては、花やしきや、としまえんには行ったことがあります。しかし、あらかわ遊園は存在すら知らなかった。

その理由は今回行ってみて分かりました。あらかわ遊園は完全に子連れファミリー特化の遊園地だったからです。

激しいジェットコースターは無く、3歳児~小学生ぐらいが楽しめるようデザインされていました。

僕が東京に住んだのは19歳の浪人時代からなのであらかわ遊園はノーマークだったようです。

実はこの「若者にはノーマーク」であることが、あらかわ遊園の最大の魅力の一つだなと思いました。

酒を飲んで大騒ぎする若者とか、周りの目を気にしないカップルとか、動画実況するインスタ女子などが全くいません。子連れのファミリーしかいません。安心して幼児をつれて遊びに行けます。

こういうタイプの遊園地は、お台場のレゴランドもそうなっていました。レゴランドは年齢制限をかけることで、ファミリーしか入場できない仕組みになっていました。あらかわ遊園には年齢制限はありませんが、コンテンツを子供向けにすることで、ファミリー特化の世界を作り出していました。

アクセス

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都電荒川線の「荒川遊園地前」駅で降りると目の前にあらかわ遊園の敷地の入り口があります。アクセス良好です。

入り口には比較的キレイなトイレがあるので助かります。

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ただ、敷地の入り口から遊園地の正門までは、ちょっと歩きます。子供と真っすぐ歩いて7分ぐらいでしょうか。

道中にも遊具があり、油断すると道中で遊び疲れてしまうので、急いで遊園地に向かいます。

途中にはこどもプールもあり、夏にはプールも楽しめそうです。プールは隣の都営アパートのベランダから丸見えなのがちょっと気になりましたが、これも「街に溶け込んでいる」ということでしょう。

「あ!プールに〇〇君が来てる!おかあさーん、僕もプール行ってくるねー!」みたいな小学生の夏休みがあるんだろうなぁ、と思いました。楽しそう。

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遊園地の正門に到着!大きな観覧車が目印です。

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こちらは園内マップ。そこまで広い遊園地ではないので、午後から入場しても十分に回れます。

入場制限

今回訪問した2022年10月は、土曜・日曜・祝日は事前予約制になっていました。

予約には「東京共同電子申請・届出サービス」の登録が必要で、嫁が頑張って予約できるところまで手配してくれたのですが(めちゃくちゃ大変だったらしい)、なんと10月は全て予約で一杯。大人気でした。

しかし、14時~16時の2時間に限り予約が無くても入場可能という裏ルートがあり、これを利用して予約無しで入場できます。16時以降はハロウィンイベントがあって混むため、微妙な14~16時はOKという設定だったようです。

これを利用して、僕たちは午前中に飛鳥山公園に行き、14時からあらかわ遊園に入場するプランで行きました。

なお、2022年11月からは事前予約制が解除されて、いつでも入場できるようになるようです。最新情報は公式サイトをチェックしてください。

あらかわ遊園事前予約/荒川区公式サイト

料金がなかなか複雑

あらかわ遊園の料金体系は、正直に言って、ややこしいです。

まず入園料は以下。

  • 大人:800円
  • 中学生:400円
  • 小学生:200円
  • 未就学児:無料

これに加えて、乗り物料金がかかります。乗り放題のフリーパスは以下。

  • 大人:1000円
  •  中学生:600円
  •  小学生:500円
  • 未就学児(3歳以上):500円
  • 2歳以下:無料

2歳以下が無料なのは嬉しい。入園してみて分かりましたが、多くの乗り物に3歳以上の年齢制限があり、2歳が乗れる乗り物は限られています。なので、「せっかくフリーパスを買ったのに全然乗れないじゃないか!!」というクレームをなくすために、2歳以下は無料になっているのだと思います。

ところで、フリーパスを買わなくとも、昔ながらの遊園地らしく、のりもの券を買うこともできます。

  • のりもの券1枚:100円

例えば小学生以下では、観覧車はのりもの券2枚、メリーゴーランドは1枚です。

最初に入り口のマップを見て、パット見てそこまで大きそうな遊園地ではなさそうだし、のりもの券で良いかな?とも思ってしまいます。

とはいえ、のりもの券5枚以上(観覧車1回と、メリーゴーランド3回など)を使うならフリーパス(500円)を買った方がお得。

フリーパスは入場した後でも買えるので、いつでもフリーパスに切り替え可能。

「やはりフリーパスを買った方がよいのか・・・?」と思いきや、実はフリーパスでも遊べないアトラクションもけっこうあります。例えば、釣り堀や動物の餌は別料金がかかる。。。

などなど、料金体系がとにかく複雑で、頭の中では常に金勘定を強いられるという、なかなかアレな遊園地でした。

結局、我が家がどうしたかは、記事の最後に改めて書きます。

あらかわ遊園の内容

あらかわ遊園の内容はとても良かったです!子供たちが気に入ったものを紹介します。

メリーゴーランド

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入り口のすぐそばにあるメリーゴーランド。回転率が良いのですぐに乗れます!

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長女は恐竜にハマっている時期だったので、ティラノサウルス(緑or赤)がお気に入り。次女はイルカ推しです。

子供たちにとっては初めてのメリーゴーランドでした。次女にとっては「メリーゴーランド=イルカに乗れる」と学習してしまったようです。

小学生以下はのりもの券1枚。2歳以下は無料。フリーパス利用可能。

なお、未就学児は高校生以上の付き添いが必要。つまり、子供二人乗るためには親も二人乗る必要があり、パパ2枚・ママ2枚・長女1枚・次女0枚(2歳以下)で、1度にのりもの券5枚も使ってしまう。

豆汽車

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園内をぐるりと回る豆汽車。電車が大好きな子供たちは大喜びでした。

ディズニーランドのジャングルクルーズのように、運転士さんが園内を解説してくれます。動物広場のヤギ、プレーリードッグカピバラなどの小屋のすぐ後ろを通るのが楽しかったです。

これも回転率が良いので、待ち時間が短くすぐに乗れます。

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豆汽車は夕日の時間帯に乗るとよいです。

運転士のお姉さん曰く、ポニーの小屋のところから見る夕日がオススメらしく、わざわざ豆汽車を一時停止して夕日を見せてくれました。

ハロウィンの時期に豆汽車に乗ると、道中の井戸の中からナニカがでてきて、子供が泣き叫ぶらしい・・・。

豆汽車も小学生以下はのりもの券1枚、2歳以下は無料。フリーパス利用可能。

ウォーターシューティングライド

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消防士になって、火事の建物に水を放水するアトラクション。穴の中に水をうまく入れると点数が加算されるルールになっていて、ディズニーのバズライトイヤーのように点数で競えます。

ガチの大人が本気で穴を狙って水を入れ続けると、だいたい70点後半になるようです。

一方、背が低い子供はうまく穴を狙えなくて、10点前後になってしまう子も。

回転率は悪く、待ち時間が長いです。

これも小学生以下はのりもの券1枚。年齢制限によって2歳以下は乗れません。

長女は3歳でも身長が低くて、まともに遊べていなさそうでした。5歳ぐらいからオススメかも。

フリーパス利用可能。

ふわふわドーム

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子供が大好き、ふわふわドーム!鉄板ですね!

のりもの券2枚。

年齢制限3~12歳。2歳の次女は遊べず、残念。フリーパス利用可能。

硬貨投入式小型遊具

園内の奥の方には課金系の遊具が大量に並んでいます。種類が豊富なので、何かしら子供が好きなやつがあります。

1回100円か200円で、フリーパスは使えません。

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電車好きの次女はN700系のぞみに絶対乗りたいという。

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アンパンマン系はたくさんあります。アンパンマンの子供を惹きつける吸引力はすごい。

長女「絶対アンパンマンに乗るー!!!」

僕「いや、せっかくフリーパスあるのに、追加課金しちゃうんスかぁ。。。まじスかぁ。。。」

しばふ広場

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めちゃくちゃ長い、ロングすべり台。子供はみんな滑り台が好きですよねぇ。

高所部分は360度を柵で囲われているので、落下する心配が無くて良かったです。

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複合遊具。「壁を登った先に滑り台がある」という独特なフォルムの遊具が多いのが特徴。他にも、うんてい系、壁に捕まって進む系のアスレチックが豊富。

全体的に上下の動きが多く、3歳の長女は楽しめたのですが、2歳児には難しい遊具が多かったです。やはりこの遊園地、2歳以下は遊べるものが少ないなと思いました。

滑り台は無料。

わくわくパーク

時間帯を予約して入場できる室内遊び場。今回は予約が一杯で入れず。

「キドキド」みたいなやつだと思います。

子供はのりもの券3枚、大人は2枚。フリーパス利用可能。

釣り堀

なんと園内に釣り堀があります。

4歳以上の制限で、我々は遊べず。

中学生以上5枚、小学生以下2枚。フリーパスは利用できません!

どうぶつ広場

色々な動物と遊べる広場です。

展示されている動物は、仔ヤギ・仔ヒツジ、ウサギ・モルモット、フクロウ・ミミズク、ポニー、アルパカ、カピバラ、ミーアキャットなど。まさかこんな市街地に動物園があるとは思いませんでした。

見どころはカピバラです。やたらと俊敏に走り回るカピバラがたくさんいました。カピバラって走ること、できたんだな・・・。

どうぶつ広場は全体的に15時30分までとなっています。14時入場した僕たちは、他の乗り物で遊んでいる間に利用時間を過ぎてしまい、動物と遊べませんでした。残念。

動物広場はフリーパス利用不可。のりもの券が必要。

  • ポニー乗車:1枚
  • えさの販売:1枚

観覧車

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最後はあらかわ遊園の顔、観覧車です!

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荒川区の景色。地平線までビルが連なっているのがとても東京らしいです。

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墨田川沿いに並ぶマンション群。左側が北区、右側が足立区です。これも、とても東京らしい景色だなと思います。

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今回子供たちは初めて観覧車に乗りました。意外と怖くなかったようで、高所恐怖症でないことが確認できました。

夕暮れのキレイな時間帯に乗れてよかったです。

大人はのりもの券4枚、子供は2枚です。

フリーパスを買って損切りするのか!?問題

さて、ここまで読んだら感じてもらえると思いますが、、、

あらかわ遊園は料金体系がとてもややこしいです。

フリーパスで乗れる乗り物もあれば、のりもの券でしか遊べないアトラクションもある。さらに現金しか使えない乗り物まであります。

この遊園地、入り口付近にはフリーパスで乗れる乗り物がたくさんあって、「やばい!フリーパスを買ったほうが良さそうだ!」と思うのですが、奥の方にはフリーパスが使えないアトラクション(釣り堀など)が多く、フリーパスが無駄になってしまいがちだと思います。

結局うちは以下のように回りました。

  1. 最初は「そんなに広い遊園地ではないだろう」と思って、フリーパスは買わないことにして、のりもの券10枚セットを購入。
  2. メリーゴーランドに乗って5枚消費。豆汽車の乗って5枚消費。いきなり10枚セットが無くなったので焦る。
  3. ここでフリーパスを買うかどうか悩む。ここでフリーパスを買うことは、最初の10枚セットを無駄にする「損切り」である。しかし、この後も乗り物がたくさんあるなら、損切りしてでもフリーパスを買った方がいいのではないか・・・?
  4. 意を決して損切り!フリーパスを購入!
  5. その後、ふわふわドームに。大人は乗れないので長女だけ遊ぶ。
  6. ウォーターシューティングライドに。次女は乗れないので、長女と嫁だけ遊ぶ。
  7. 課金式乗り物で遊ぶ。フリーパスが使えない。あれ?フリーパス意味なくね?ここまで僕のフリーパスは全く使えていない。
  8. しばふ広場でロングすべり台、複合遊具で遊ぶ。無料。あれ?フリーパス意味なくね?
  9. フリーパスを使えると思っていたわくわく広場が、予約が一杯で遊べない。
  10. 「これはイカン。フリーパスの元をとらなくては」と思い、豆汽車とメリーゴーランドに乗りまくる。3回くらい乗った。
  11. 最後に観覧車に乗って、ぎりぎりフリーパスの元がとれた。。。

初見では細かい料金を把握できないので、損切り」もやむなしという感じでした。

まとめ

料金体系はややこしいですが、あらかわ遊園は素晴らしい遊園地でした!

前述したように、来場者のほとんどがファミリーなので、子供を安心して連れていけます。

注意すべきは2歳以下では遊べないコンテンツが多いこと。とはいえ、2歳以下は無料なので、連れて行っても財布は傷みません。

みなさんも是非いってみてください!

 

以上、メタラーまとんでした。

ではでは。

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