ども。企業研究者のまとんです。
コロナの世界において、われわれ市民が考えるべきことを提案します。
- 大前提:自粛は、喪に服すことではない
- クラスター感染の3条件
- 自粛はいつまで続くのか?
- 「数週間の我慢だ」と思っているから「自粛疲れ」という発想になる
- 自粛を日常にしないといけない。持続可能な自粛生活を、マジメに考える必要がある
- 自粛中のストレス発散法
- 子供のストレス発散が課題
- 繰り返します。持続可能な自粛を。
大前提:自粛は、喪に服すことではない
感染拡大を止めるためには各種のイベントを自粛することが必須です。
さらには、個人レベルで外出を自粛する必要もあります。
しかし、勘違いしてはいけないのは、自粛とは喪に服すことではありません。
自粛は、「楽しいことをしてはいけない」わけではありません。
楽しいことはガンガンしてください。
今回の自粛は、「感染を拡大させてはいけない」です。
クラスター感染の3条件
クラスター感染が起こりやすい場所は、「密室・密集・密接」の3条件が揃う場所です。
フィットネスジムや、イベント会場、雪まつりのテントの中などが該当します。
感染拡大の基本的な考え方は、この3条件が揃ってしまう状況を無くすことです。これが自粛です。
ただし、どれだけ意識して生活をしても、家から出れば3条件は揃ってしまう。
だから、家から出ないこと。これが分かりやすく、最も効果的な感染拡大の手段です。
自粛はいつまで続くのか?
ここからが大事なところです。
自粛は簡単には終わりません。
2年間程度続くのではないかと僕は予想しています。
日本人は、季節性インフルエンザに慣れているため、「春になるまでの我慢」と勘違いしている人が多いですが、新型コロナウイルスは暖かくなっても終わりません。
終わるのは、(1)既存の感染者から新しく感染する新規感染がゼロになるか、(2)全国民の70%が感染して集団免疫をつけるか、(3)根本的なワクチンが開発されるか、だと思います。
日本は地道なクラスター潰しによって(1)の施策をとっており、うまくいけば早期終息が目指せます。しかし、新規感染者数が減少しない現状を見ていると、失敗に終わると思っています。また、国内で終息しても、海外のパンデミックが続く限り、渡航を禁止し続けたとしても、日本にウイルスは持ち込まれ続けてしまうでしょう。
(2)の場合、医療崩壊しないようゆっくり感染が広がった場合、医療の安全マージンをとると6〜15年程度かかるそうです。
しかも、存命のために人工呼吸器が必要な重症に至る確率が5%で、死亡が1%。人工呼吸器が潤沢にあったとしても、国民の70%の1%、つまり88.2万人が死ぬことになる。
(3)の時期は未知ですが、やはり数年はかかるでしょう。
(1)が成功しない限り、数ヶ月で終わるシナリオは考えられません。
報道される人気感染者数が減らないのであれば、(1)は無理なので、数年間は自粛が続くと考えた方がいいです。
僕は自分の中で、ワクチンの開発成功に期待して、2年間を目安に考えています。
「数週間の我慢だ」と思っているから「自粛疲れ」という発想になる
みなさん、図星ではないでしょうか。
春までの我慢だと思っているから、「疲れた私にご褒美!」という考えになるのでは?
それは勘違いです。2年間続くと考えてください。
自粛を日常にしないといけない。持続可能な自粛生活を、マジメに考える必要がある
わらわれ市民は、自粛を当たり前にしないといけない。
自粛でもストレスを溜め込まずに生きていく術を身につけなければなりません。
そこで、最初の話ですが、自粛でも喪に服す必要はありません。思いっきり楽しむべきです。家の中で。
自粛中のストレス発散法
例えば、ゲームをインターネット経由でダウンロードして、一日中ゲームするのは問題ないわけです。
家の中でダラダラしていてもいいわけです。
食料品の買い出しは、なるべく宅配を使うべきでしょう。玄関先で一瞬受け取るだけなら、3条件からして、感染リスクは小さいです。
僕はこの土日、友達とZoom(オンライン会議ツーふ)でテレビ通話しながらオンラインOFF会をすることにしました。自粛中に飲み会をしたって、別にいいわけです。家から出なければ。
子供のストレス発散が課題
大人は理性を持って頭でストレス発散できますが、子供はそうはいきません。
うちには1歳の娘がいるので、外で体を動かす必要があります。2年間家の中にいるのは無理です。
なので、なるべく広くて密集しない近所の公園に連れて行き、家族で遊ぶことでストレス発散していくしかないです。
本当は色々連れて行きたいけど、僕や娘が感染源になって感染拡大させるわけにはいかない。
若者は感染しても発症しづらいので、症状が無くても、自分は感染者であると考えて行動すべきです。
繰り返します。持続可能な自粛を。
2年間続くと思って、持続可能な自粛生活を身につけましょう。
ちょっと食料の備蓄をしたくらいでは、効果は少ないでしょう。また何度も買い出す必要があります。
大事なのは、一時的に買い占めすることよりも、ロックダウンに備えてネットスーパーなどの手段を準備しておくことです。
辛い時代ですが、個人レベルで高い意識を持って、感染拡大を防ぎましょう。
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。