ども!まとんです。
良い歳したオッサンが東大受験を振り返るシリーズ、つづけます!
第五話 - 東大受験するならバンドは辞めておけ
前話で書いたように、僕は東大受験に集中するために、高2冬にバンドを辞めました。
理由は単純で、勉強時間を確保するためです。
大好きなバンドを辞めてでも、親友との交友関係を断ってでも、勉強しなければならない。それが東大受験です。
東大に受かった後はバンドを再開した
ちょっと話は前後しますが、僕は東大に受かった後、東大の軽音サークルに入って、バンド活動を再開しました。
当時も僕はブログを書いていて、「東大で楽しくバンドやってます」みたいな日記を書いていたら、こんなコメントがついた。
当時コメントしてくれた方「メタラーまとんさん!僕は高3の東大受験生です。僕も東大に入ったら、まとんさんのように軽音サークルでバンドをやりたいと思っています!なので今は、受験勉強とギターの練習を両立して頑張っています!」
ブロガーは、コメントがつくと本当に嬉しい。
どんなコメントにも最大の感謝を述べたいと思っています。
しかし、このコメントについてだけは、僕は本心から、辛辣なことを書いてしまった。
僕のコメント返事「東大に行きたいなら、今はギターをやらずに、勉強に集中した方がいいよ。」
受験勉強で二兎を追うな
せっかくコメントを書いてくれたファンの方に、こんなことを書くのは失礼だと思う。
しかし、同じ東大受験の経験者として、僕はマジレスをしてしまった。
僕は東大受験のためにバンドを辞めたけど、現役では落ちたし、1浪してもギリギリでした。
バンドなんて続けていたら、とてもじゃないけど一生合格はできなかったと思う。
「勉強もバンドも」なんて、二兎を追うな。勉強だけした方がいい。
失敗してから後悔しても取り返しはつかない。自分の人生は自分で責任を取るしかない。
バンドなんて、受験が終わってからやれば十分だ。
通りすがりの「あ」さん
彼に対して辛辣なことを言ってしまった背景には、僕も同じような体験をしたことがある。
僕が浪人時、ブログでちょっと調子乗ったようなことを書いていると、通りすがりの「あ」さんからのコメントがついた。
あ「お前みたいなやつは絶対に東大に受からない。東大に来てほしくない。」
ポジティブで煽り耐性に自信のあった僕も、さすがにこのコメントには凹んだ。
真正面からド直球のアンチコメント。きっつー。匿名ネット社会、つらいわー。
しかし、当時の僕は、このコメントをバネに、勉強のモチベーションを復活させて、より一層勉強に集中することができた。
思い返せば、僕が東大に受かったのは、このときコメントをくれた、通りすがりの「あ」さんのおかげかもしれない。
僕も、二兎を追っていた彼に対して、「あ」さんのような啓蒙ができていただろうか。
とにかく、東大受験する人は、つべこべ言わず、勉強した方がいい。
がむしゃらに。
つづく。
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