ども!資格取得が趣味のまとんです。
今年は次女が産まれて勉強できる時間が少なく、何も取れないかなぁと思っていたのですが、
何も取らないと「資格取得が趣味」というアイデンティティが崩壊してしまうため、
なんとか気合で受験しました。
今回受けたのはCG-ARTSの画像処理エンジニア検定ベーシックです。
受験のきっかけ
夏頃に「ようしパパ、画像処理の勉強しちゃうぞー」と思い立って、画像に詳しい人に紹介された教科書が「ディジタル画像処理」でした。
この教科書は、今回受験した画像処理エンジニア検定の指定教科書になっており、せっかく勉強するなら試験でアウトプットしよう、と思い立って受験することにしました。
難易度はベーシックとエキスパートがあります。
最初はエキスパートを受けようと思っていたのですが、受験日が近くなってくると勉強時間が足りないことにヒヨって、ベーシックを選択しました。
東大卒がペーパー試験でヒヨると友人らから煽られるのですが、今年のマイ目標は「育児しながらでも、とにかく結果を出す」だったので、確実に取れそうな方に逃げました。
試験対策
まず8月頃、教科書を真面目に読みました。
僕は画像処理の素人なので、情報系の学部3年生になった気持ちで、一から真面目に読みました。
画像処理の基礎が身に付いて大変良い教科書でした。
ここで得た知識は、会社でも実業務にも生かしていけそうです。
教科書は15時間ほどかけて、3/4ほど読みました。なかなか内容は多いです。知らなかった知識をGoogle docsにメモしながら(シケプリを作りながら)読み進めました。
3/4あたり読んだところで次女が産まれて、プライベートが忙しくなって、しばらく勉強ストップしました。
11月になって試験が近づいてきたので、過去問をやりました。
過去問は公式サイトから2回分がダウンロードできます。
過去問をやってみると、合格点は余裕だったので安心。
著作権法については理解が浅かったので、教科書でよく勉強しました。
試験問題はその場で考えれば分かる問題が多いですが、ポスタリゼーションやソーベルフィルタなどの用語問題も出るようなので復習しました。
あと2値化における4連結と8連結、オープニングとクロージング、あたりが頻出だったので復習しました。
変換処理について4問出題されますが、高校数学なので簡単でした。
試験の感想
試験会場は新横浜の岩崎学園でした。
岩崎学園はCGクリエイターやWebデザイナーの学校のようで、学生さんの作品や、就職先などが掲示されていて面白かったです。
資格試験は、色々な大学などの会場を見学できるのも醍醐味の一つです。
試験問題で間違えてしまったのはこのあたりです。
ジャギー対策はアンチエイリアシングですが、ハーフトーニングとレイトレーシングという覚えていなかった用語と間違えてしまいました。
僕は回路設計の専門なので、アンチエイリアシングと聞くと「ナイキスト周波数以上を落として折り返し雑音を抑制するローパスフィルタ」と思ってしまい、そういうのじゃないよな、と思ってしまったのですが、画像処理ではこれこそがアンチエイリアシングでした。ぬかった。
2値化における細線化で、端点と通過点と分岐点を数える問題。
分岐点の定義って何だっけ?と分からなくなりました。今でもよく分かりません。誰か答え教えて。
拡散反射のモデルの名前を答える問題。用語問題はやめて!!
過去問ではこの数式の使い方について出題されていたので、高校数学で対応できそうやなと油断していたら、今年はまさかの用語問題になっていました。
数学の問題なら余裕なのに・・・。
正解はランバートのモデルです。
著作権については毎年しっかりと良問が出題されます。
2018年12月に著作権法が改正されて「死後50年」から「死後70年」になったことを、この試験を通して勉強できる。
こういう教育的な問題は、とても良い出題だと思う。
また、著作権法が保護するのは「公表から」ではなく「創作から」である。
細かいところだが大事なところなので、タメになる。
結果は?
5日後に解答速報、約1ヶ月後に合否連絡です。
合格基準は70%なので大丈夫だと思います。
無事に試験が終わってよかったです。
試験は午前だけで終わりなので、午後からは子供たちを公園に連れて行けます。
来年は、技術士の2次試験を取ろうかなぁ、と考え中。
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。