ども!ミドサーブロガーのまとんです。
今年の夏休みは「美術館巡り」に力を入れることにしました。
娘の夏休みの宿題に絵日記があるので、良い題材になるかなぁと思いました。
まず最初に行ってみたのは、新宿にあるSOMPO美術館です!
新宿という好立地にありながら、僕ら家族は今まで行ったことがありませんでした。
損害保険ジャパンの美術館なのかな?という程度の事前知識で行きました。

新宿西口からペデストリアンデッキを8分ほど歩いたところにあります。
都心のド真ん中に美術館専用のビルがあるのがすごいですね。固定資産税が高そう。

この日は「大正イマジュリィの世界」という企画展示が開催されていました。
チケットは事前にWEB予約で購入。一般(25歳以上)が1400円、小中高校生は無料です。美術館としては安めの価格設定かと思います。
そこまで混雑していないので、当日券を買うこともできそうでした。
美術館は3フロアの展示室で構成されています。そこまで広くはないので、お土産購入も含めて2時間ほどで回れると思います。
短いので子供と一緒でも大丈夫そうです。
ただ、展示室は厳かな空間です。静かな空間で泣いてしまいそうな子は、一緒に回るのが少し難しいかもしれません。
SOMPO美術館の目玉は、なんといってもゴッホのひまわりです!本物が展示されています!
ゴッホのひまわりは世界に7作品あり、現存するものは6作品。そのうち1作品が、ここ新宿のSOMPO美術館で展示されています。
1987年に当時約53億円でオークションで購入されたそうで、この美術館の顔になっています。
世界的な作品が新宿に常設展示されているという事実を、僕は知りませんでした。
実際にひまわりを見てみると、すごかったです。
写真は載せられないのですが、絵のパワーに圧倒された、というのが素直な感想です。
作品は思っていたよりも大きくて、ひまわりの生命力をバーンを面食らったような感覚を受けました。
画集で見る作品と、実際に見る本物の作品の力は、全然違うんだなぁと思いました。
お土産コーナーではゴッホにまつわるグッズがたくさん売られています。
僕は「ひまわり」のクリアファイルを買いました。
ひまわりを飾ったら部屋が明るくなるだろうなと思い、クリアファイルから作品を切り出して、100円ショップの額縁にいれて家に飾ってみました。良い感じです。
それだけでは飽き足らず、自分でもひまわりを模写してみました。

まずは輪郭を描いて、塗り絵を作りました。
子供たちも塗り絵が好きなので、コピープリンタで子供の分もコピーしてあげます。

今回は色鉛筆で塗りました。
SOMPOひまわりは、ひまわりが15本もあります。塗るのが大変でした。
15本の中には、黄色く色鮮やかな花びらがついているひまわりと、花びらが枯れ落ちて焦茶色のモシャモシャした部分(管状花)だけが残ったひまわりがあります。
向きは色々で、画面手前を向いているひまわりが7本、その他は横や下を向いています。左下や右下を向いているひまわりが画面全体のバランスをとっているなぁと思います。
SOMPOひまわりの特徴は、左下に垂れ下がった1本だと思います。
7枚が描かれたひまわりのうち、SOMPOひまわりと同系のひまわりは3枚ありますが、(SOMPO美術館と、ロンドンのナショナル・ギャラリーと、アムステルダムのファン・ゴッホ美術館に展示)、左下に垂れ下がっている1本が特徴的だと思います。
「ひまわり」というお花は、ひまわり畑で青空の下、黄色の花びらがパーッと咲きほこるイメージがあると思うのですが、SOMPOひまわりでは、むしろ花びらが枯れ落ちたひまわりを5本も画面の中心に大きく置いています。花びら付きで、花びらがパッと元気良く立っているのは、真ん中の1本しかありません。
この構成が、「ひまわりがモチーフなのに、なんとなく儚げな印象」を作り出しているのかなと思いました。生花を花瓶に移しているので、元気が衰えているのかもしれない。
ちなみに我が家では、ゴッホはひまわりよりも、「星月夜」の方が嫁と子供に人気があります。
星月夜も良いですけどね~。家の中に飾るならひまわりの方が良いかなぁ~。
家に星月夜が飾ってあったら、なんかダークでムーディな雰囲気になっちゃいそう。一方、ひまわりが飾られていたら、朝日でバーンと明るい家になりそうな気がしませんか?
僕はひまわり派です!
ちなみにうちは絵本教育をしているので、ゴッホの人生は履修済みでした。
「ゴッホは生きている間は絵が全然売れなくて、亡くなった後にヨハンナが頑張って売ってくれたから人気になったんだよねぇ。このひまわりも、亡くなった後に人気になったんだろうねぇ。」といった会話を子供と自然とできたのは、絵本教育の賜物だなぁと思いました。
みなさんも是非、新宿のSOMPO美術館、行ってみてください!
世界的な名画を気軽に見られますよ!
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。

