ども!投資ブロガーのまとんです。
2024年上期の投資を振り返ります!僕はお盆とお正月に振り返りをしています。今回は2024年1月2日~2024年8月12日の約7か月間の振り返りになります。
今期の成績を要約すると、元手2152万から210万を増やすことができました。年利換算で16.5%です。なかなかの好成績だったと思います!!
※この記事は2024年8月12日に書いています。現在、8月2日に始まった金利上昇ショック(仮)の大相場の真っ只中です。この記事が公開される8月17日には、相場がガラリと変わっている可能性があります。しかし、僕はお盆休み中に投資ふりかえり記事を書くルーティンを決めているので、8月12日現在の現況をまとめます。
今期のアクション
今期は様々なアクションを行いました。大きいモノから書きます。
まず、2024年1月に旧NISA(通常NISAとつみたてNISAとジュニアNISA)が終わり、新NISAが始まりました。
我が家はこれを機に、毎月の積立金額を合計16万円から20万円に増額しました。僕と嫁が10万ずつです。
僕はJTBC(Japanese Traditional Big Company:日本的大企業)勤めのサラリーマンでして、実は少しずつ昇給もしているので、昇給分を反映するような増額になりました。
なお、ジュニアNISAが終わってしまったので、子供の証券口座での積み立ては一旦ストップとなりました。子供に生前贈与するスキームは、何か他の手段を考えないといけないなぁと思っています。
次に、家を買いました!!!
僕は5年前からずっと賃貸派でしたが、3LDKファミリータイプの家賃があまりにも高すぎることに絶望し、毎月のキャッシュフロー改善を優先して、中古マンションを購入しました。
キーワードは「築浅・駅近・狭小住宅」です。生活の利便性を重視して物件を選びました。
購入にあたり、初期費用が必要になります。手持ちの現金だけでは若干足りなかったので、嫁の証券口座から少し現金を引き出しました。(なお、この投資ふりかえり記事では、嫁の個別株の成績は加味していないので、記事内の数値には反映されません。)
虎の子であるNISA購入の投資信託には手を付けずに家を買うことができました。良かったです。
次に、事業投資に追加入金しました。
もともと800万を入金していた事業投資ですが、初回の500万分が3年間の満期で終了したので、さらに500万を追加して合計1300万で再スタートを切りました。
これにより毎月の不労所得が、月3万から月6万にアップグレードしました。
我が家のポートフォリオの中でこの事業投資は、相場の状況によらずに安定収入が得られる、ローリスク・ローリターンの資産という位置付けです。ハイリスク・ハイリターンの投資信託(NISA)への入金と平行し、事業投資にもバランス良く資金を振り分けていこうと思います。
なお、この投資ふりかえり記事で対象とする1月~8月の期間は、増額する前の月3万の期間だったので、この記事では本増額の件は除外します。次回のふりかえり記事にて反映します。
最後に失敗した話で、ダメな投資信託を損切りしました。
3年前にテーマ型の投資信託「深セン・イノベーション株式ファンド(1年決算型)」を15か月ほど積立てており、ずっと元本割れで塩漬けしていたのですが、ついに損切りする決心が付きました。12.4万の損失でした。
「投資信託はメジャーなものを選ぶべし。自分のセンスで変な銘柄を選んだらダメ」ということを身に染みて学ぶことができた、高い授業料でした。
2024年上期の株高相場と、8月の金利上昇ショック(仮)
この半年を振り返る上で、この二つを語らないわけにはいかないでしょう。
この半年は1月からずっと株高の相場でした。
4月には一時的に、米国の金利が予想よりも下がらなさそうという発表を受けて株安となるタイミングもありました。当時は「新NISA民、損切が続出」と話題になりましたが、僕は静観していたのでノーダメージでした。その後は順調に上昇再開しましたね。
しかし、8月2日に状況が一変。日本株が震源地となり、世界中の株価が大暴落を遂げました。この原因は諸説あり、日銀の円金利上昇の発表を受けて円キャリートレーダーが一斉に利確したとか、米国の経済指標が悪かったとか、円高が急激に進んだとか、色々と言われていますが、本当のことは僕には分かりません。結果的に、8月5日に日経平均はブラックンマンデーを超える史上最大の下落幅-4451円を記録しました。
しかし、意外なことに、その後の数日間の株価は回復傾向でした。この記事を書いている8月12日現在、わりと回復してきたので、元気を出して筆を握ることができています。(この記事が公開される8月17日には、筆を手放しているかもしれません)。
僕の投資人生の中で最も辛かったのはコロナショックでした。日経平均がマイナス1000円級を毎日つけて、全く回復する傾向がなく、怖くてアクションもとれず、資産が減るのを思考停止して眺めていました。外出することもできなかった。コロナショックの絶望感と比較すれば、たかが2日程度の大幅下落は、そこまで怖くないですね。
こちらは僕の証券口座の合計金額(投資信託+個別株式)の推移です。1月からドンドン上昇していき、7月頭をピークに一瞬だけ個人口座で1000万を記録して嬉しかったのですが、その後はズルズルと下落。でも、直近の数日で少し持ち直した。と言う感じですね。
このグラフを見てみると気が付くことは、ブラックマンデー越えとセンセーショナルに取り上げられた金利上昇ショック(仮)の大暴落よりは、7月からズルズルと下がっている方が下落の影響が大きいですね。
7月からのズルズル下がりの原因は、ドル円の影響でした。
7月頭に記録した約160円を天井に、どんどん円高に向かっています。この影響で僕のドルベース資産の評価額が下がっているようです。特に、オルカンやS&P500などの投資信託が、軒並み下落してしまいました。
この半期をまとめると、(1)株高相場でドンドン上昇したが、(2)7月頭からの円高トレンドでドルベース資産が下落し、(3)8月2日からの金利上昇ショックで一瞬ドカンと減ったが、その後は回復傾向、という相場でした。
今期(2024年上期)の成績
さて、以上の現況をふまえて、今期の成績です!!
まずは生データから。
この半期は、元手2152万で、210万を稼ぐことができました。年利換算で16.5%です。
詳細を見ていきます。元手の増減ですが、元手は半期で約137万増やしました。(内訳は、新NISAに月20万ずつ入金したこと(実は2月から)と、深センの投資信託を損切りしたことで投資信託の元手が若干減り、売却額が個別株の元手に編入されました)
年利で見ると、投資信託が30.8%と非常に好成績です。個別株式も15.4%と大奮闘でしょう。投資信託の年利の目安は一般に5~7%程度と言われているので、目安を大きく上回った半期だったと言えるでしょう。金利上昇ショック(仮)を受けましたが、まだ儲かったと言えます。
ドル建て生命保険も14%と儲かっておりますが、これは為替影響によります。前回集計をした1月2日は、実はドル円が141円という超円高のタイミングでした。8月現在も円高トレンドですが147円で、前回と比べると円安でした。この為替影響が出ました。
次に、半期ごとの損益の推移です。ふりかえり記事を書き始めた21年下期からの全てのデータを載せています。
24年上期は210万を稼ぎ、過去No.2の成績でした!最後の金利上昇ショック(仮)が無ければ、もっとドカンと花火を打ち上げられたと思うので、少し残念です。
過去No.1の23年上期は、22年の米国株安の反動でドカンと株価が上昇した時期でした。さすがに23上期には勝てなかったか~、という感想です。
年利で見ると16.5%でした。良く見ると、最初のデータである21年下期の15.1%と同レベルでした。21年下期にはまだ元手が1344万と少なかったので、割合は高く出ていたようです。元手が増えてくると、年利%を高くつけるのが難しくなってくるなぁと実感しました。
投資開始来の成績
最後に、投資開始来の成績です。
まずは生データから。
我が家のポートフォリオの合計値は約2879万でした(持ち家の資産価値は除く)。
これまで6年弱に渡って投資をしてきたことで、約727万(33.8%)を増やすことができました。
資産別に見ると、投資信託・ドル建て生命保険・個別株式は全て40%台のリターンを出しています。
それぞれ投資期間が異なるので、期間で割り算した年利で見ると、個別株式が12.2%と頭一つ抜けています。
僕は素人の下手くそトレーダーなのに、プロが運営する投資信託よりも良い成績を出すことができた!!と、勘違いしてしまいそうになりますが、実際にはただ単にこの5年間は相場が良く、ドル円が味方についただけなので、増長しないように気を付けます。
グラフです。
このグラフを見ると感想はいつも同じです。やはり投資信託は強い。個別株式も頑張れている。事業投資は、大きなリターンは無いけれども安定収入なので心の拠り所になります。
以上、まとめます。
- 今期の大きなアクションは、NISAの増額(月16万→20万)、中古マンションの購入(築浅・駅近・狭小住宅)、事業投資の増額(500万追加で不労所得3万→6万、ただし来期から反映)、ダメ投資信託の損切り(12.4万の損失)
- 半年かけて資産はドンドン増えたが、7月からの円高相場でずるずる下落。8月の金利上昇ショック(仮)で一瞬ドカンと減ったが、その後は回復傾向
- 半期で元手2152万から210万を稼ぐことができた。年利換算で16.5%。
- これまで6年弱投資をしてきて、727万を増やすことができた。
今後も相場は変わっていきますが、投資で大事と言われる「退場しないこと」を目標に、ボチボチと投資を続けていこうと思います。
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。