ども!まとんです。
僕は親として、「子供の教育の機会均等を実現するのは親の努力」というスタンスを持っています。
僕が考える”親の努力”について、語ります。
自分の両親から学ぶこと
僕の両親は、お金のセンスが無い人達でした。
僕は父のことを尊敬しています。
仕事にかける情熱や、頭の回転の速さ、立ち振る舞い、親戚付き合いにおけるリーダーシップ、などなど、僕の目標とする男の一人です。
しかし、こと、お金に関しては、センスが無かったと感じます。
仕事に発揮する熱意は、お金には向けられなかったようです。
僕が子供の頃は、とにかく「うちはお金が無いから、我慢してくれ」と言われ続ける日々でした。
(東大に入って同級生を見回すと、やはり裕福な家庭が多いなと感じました。「東大生の親は年収が高い」という統計データからも、やはりうちは下位層であると気が付かされました)
金が無いからと言って、諦めたくない
子供を医学部に入れる家庭というのは、親も医者である家庭が多いです。
なぜなら、私立医学部の学費が尋常でなく高いからです。
国立大学を本命にして、私立大学を滑り止めとして受験する場合、私立になった場合に一般サラリーマン家庭では莫大な学費を払えません。
なので、一般サラリーマン家庭の子供は、医学部を志望するのはリスクが高く、諦めざるを得ないケースが多いと思います。
僕は今、一般サラリーマンです。
では、僕のお金が無いからと言って、僕の子供は医学部を諦めざるをえないのか?
僕のお金のせいで、子供の選択肢を狭めてしまうのか?
僕は、そうありたくない。子供の機会均等を実現するため、親として努力して、考えることをやめない。
諦めずに、前向きであること。いつでもポジティブに考えるのが、僕のポリシーです。
目標を決めて、解決策を考えて、具体案に落とし込んで、粛々と実行する
先日の記事でまとめましたが、僕は目標を「私立医学部の学費2000万円/子供の人数」と定めました。
(ここで、2000万円は、私立医学部の学費で最低水準の順天堂大学における6年間の学費を根拠にしています)
解決策として、「投資信託で長期間かけて教育資金を形成する」と決定しました。
具体的には、「つみたてNISAで節税しながら、毎月6万円を積み立てて、年率5%で複利運用できた場合、18年後に約2000万円」というプランを立てました。
あとは、毎月の6万円つみたてを、粛々と実行するだけです。
何があっても、絶対に月6万円をつみたてる。
逆に考えると、「毎月6万円の積み立てを継続できれば、一般サラリーマン家庭でも子供を私立医学部に入れることができる」と言えます。現実味がありますね。絶対に不可能とは言えない。希望が見えました。
まとん家での月6万の捻出方法は、下記の通りです(詳細は上の記事を参照)
・もともと貯めている貯金:月3万
・国から支給される児童手当:月1.5万
・会社から支給される育児手当:月1万
・フィットネスジムを解約:月7千
なお、年齢が上がるにつれて、年功序列で親の年収は増えていきます。
しかし、子供が大きくなるにつれて、幼稚園~高校までの学費、習い事、塾費用、などなど、教育費の支出も同時に増えていきます。
年功序列の年収増加分は、教育費の支出増加に相殺されるでしょう。
なので、「収入が上がったら貯金を始めよう」では遅いです。
今の時点で、「月6万円」のつみたてをスタートしなければなりません。
これが、一般サラリーマン家庭で子供を私立医学部に入れるための条件です。
「教育をするなら、家はあきらめなさい」という母の指針
お金のセンスが無かった両親でしたが、母親から言われたこの指針だけは、心に刺さりました。
「子供の教育にお金をかけたいなら、持ち家を買うのは諦めなさい」という指針です。
確かに、毎月6万をつみたてないといけないのに、住宅ローンでさらに支出を増加させるのはキツいです。
あとは、優先順位の問題になります。
「子供が私立医学部に行ける」ことと、「家が手に入って嬉しい」ことを天秤にかけて、どちらを優先するか、です。
なお、僕は「令和時代には家を買うべきではない」というスタンスを持っているので、当然のように家は却下しました。
年収で子供の人数が決まる。子供を増やすなら転職するしかない
僕が務める企業では、「月6万」が限度だと感じています。
上記の試算にのっとれば、子供二人分の私立医学部の学費を確保するためには「月12万」。三人なら「月18万」です。
こうなると、もはや節約では対応できなくなるので、転職して年収ジャンプするしかないです。
GAFAに転職できれば、子供三人はいけると試算しています。
僕は日本の少子高齢化のストップに貢献したいので、三人作りたいです。転職がんばります。
子供の教育の機会均等を実現するのは親の努力
親の努力は、
1. 考えるのを止めないこと
2. 現実的なプランを立てて、粛々と実行すること
3. 年収ジャンプにチャレンジすること
だと僕は思っています。
なお、ここまで私立医学部を想定していましたが、別に医学部にこだわっていません。子供の意思を尊重します。
子供がどんな夢や進路を選んでくれるか分かりませんが、親として応援したいし、夢を叶えてあげたい。
そのときに、「ごめん!お金無いから、諦めて!」と言わないように、現実的に準備しておく。
これが僕の親としての努力です。
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。