ども!投資ブロガーのまとんです。
しかし、JTの株主優待はあと1回で廃止されてしまうので、売るかどうか悩んでいます。
JTの株主優待
株主優待を貰うためには12月31日の時点で1年以上継続保有しておく必要があります。
100株で2500円相当、200株で4500円相当、1000株で7000円相当、2000株で13500円相当の優待です。
僕は2020年12月中旬にJTを200株買って、2021年12月31日まで1年間ホールドしていたので、200株分=4500円相当の優待が届きました。
(この間に、配当金の税引き前43400円も入手(100株で7700円+6500円+7500円=21700円。200株で2倍)ありがたや~)
今年の4500円相当は以下の構成でした。
・カップ麺(しょうゆ):4個
・カップ麺(みそ):4個
・レンチン米3パック入り:4個
・レンチン米(プレミアム)4パック入り:1個
合計24食分です。2022年5月12日ごろに届きました。
しばらくはノーコストでのカップ麺、レンチン米生活になりそうです。ありがたや~。
JTの優待の良いところは、子供のオモチャになるところです!
突然大量の食品が家に届くので、子供は大喜び!
カップ麺は軽いので、安心して積み木遊びに使ってもらえます。
親としても、タダであぶく銭のごとく手に入ったものなので、ちょっと壊れたりしても気にならないのがいいですね。気楽に遊ばせられます。
最後は段ボールでお舟遊び!
段ボールまで無駄にならないのが良いですね。
調べてみると、同じようにJTの優待で毎年遊んでいる育児ブロガーの方がいらっしゃいました。
段ボールの中敷きを使うとひな壇になるそうです。先に知っておきたかった!
来年はひな壇にして遊ぼうと思います。
カップ麺の味としては、昔ながらのシンプルなラーメン、といった感じでした。ナルトやチャーシューが入っています。スキー場のラーメンといった感じ。麺はモチモチして美味しい。
意外なことに、子供たちにめちゃくちゃ好評!!
しょうゆもみそも、「美味しい美味しい」と言って食べてくれました。
自分でオモチャにした食品なので、愛着も沸いたのかも。
僕たちアラサーは、長年にわたってカップ麺を食べてきたのでカップ麺レベル150ぐらいに舌が肥えてしまっていますが、
3歳児や1歳児の子供たちにとっては、これくらいシンプルなカップ麺がちょうどよいのかもしれないです。
なんでタバコメーカーがカップ麺を?
みなさん一度は思うと思いますが、なんでたばこメーカーのJTがカップ麺を送ってくるのか?
僕も不思議に思っていました。株主に送られてくる事業報告資料を読んで、謎が解けました。
実は、JTは加工食品事業もやっているのですね。
JTの主要事業は、(1)グローバルたばこ事業、(2)医薬事業、(3)加工食品事業の3本柱のようです。
加工食品事業では、テーブルマーク(株)が、冷凍うどん、冷凍お好み焼き、パックご飯などを展開しているそうです。
今回の株主優待で届いたカップ麺も、確かに売られていました。他にも冷凍食品もスーパーに並んでいるようです。
事業規模でみると、2022年1-3月期決算では以下のようになっています。
・売上収益:5815億円(このうち加工食品事業は357億円=6%、医薬事業は213億円=4%)
・調整後営業利益:1949億円(このうち加工食品事業は4億円=0.3%、医薬事業は357億円=2%)
うーん、数字的には、JTはほぼタバコの会社ですね。3本柱でポートフォリオ分散しているとは言えない感じ。
加工食品事業は利益率1.1%(=調整営業利益/売上収益)なので、微妙です。
JTは、収益性の低い加工食品事業を縮小するために株主優待制度を終わらせようとしている(後述)のではないかと邪推してしまいました。
JTの株主優待はあと1回で終わってしまう!!!
JTの株主優待は、残念なことに、実はあと1回で終了してしまいます。
2022年12月31日に保有していると2023年に優待が届き、2023年12月31日の優待は廃止されます。
株主還元を配当金に一本化するということなので、投資家としては悪い変更ではないです。
ただ、子供たちが楽しめる優待が廃止になるのは、育児投資家としてはとても残念です。
JTに引き続き、優待銘柄のオリックスも優待廃止を発表しました。
オリックスは3月と9月に優待が届く銘柄です。メインは3月のカタログギフトです。
2024年3月の優待を最後に、廃止するとのことです。
JTもオリックスも、とても良心的な優待廃止でした。「今回はもう無いです」とか「次回から無いです」ではなく、「あと1回はあるよ」という、時間的に猶予のある廃止発表でした。これは助かります。
投資家は、最後の1回を受け取るか、受け取る前に売ってしまうか、ゆっくり考えることができます。最後の1回分の権利確定日を過ぎたら株価が下落するのは明らかなので、悩ましいところです。
オリックスも、優待を廃止して配当金に一本化するということです。それ自体は悪くないですね。
株主優待銘柄の巨人であるJTとオリックスが廃止になったので、次はKDDIも廃止になるのでは、と噂されています。
JTとオリックスを売るかどうか悩む
我が家では以下のように株を保有していました。
ジュニアNISAは配当金にかかる税金も控除されるので、配当金銘柄をジュニアNISAで保有しておくのは良い作戦です。
例えばJTなら年間配当が約15000円/100株ですが、僕の口座だと税金3000円が取られますが、次女がもっておけば税金がとられません。効率良いです。
一方で、株主優待には税金という概念が無いので、ジュニアNISAのメリットを生かすには、優待よりも配当金に一本化してくれた方がありがたいとも言えます。
結局、今回の発表を受けて、長女のオリックスを売却。JTは僕も次女もホールドすることにしました。
長女のオリックスは含み益が膨らんでいたので、この機に利確してしまおうと判断。
ジュニアNISAで持ってたオリックスを売却。100株で47500円のアド。NISAなので税金取られず。
— ワクワクJTBCマン (@Highso_ciety) 2022年5月12日
我が人生で1番上手く行った取引であった。
次女のJTは含み益が無いので、このまま配当金を非課税で生成し続けるマネーマシン(1年で15000円くらい生成)にしておこうと思います。
僕のJTは・・・どうしようか悩み中。最後の優待を受け取ってひな壇で遊ぶために、ホールドしておこうかなぁ。
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。