ども!MTGブロガーのまとんです。
ちょっと遅くなりましたが、2025年2月14日発売の「霊気走破」でシールド戦をしました!
久しぶりのアモンケット次元が舞台で、アモンケットの神に分からされました。

霊気走破
霊気走破の舞台となる次元は、2016年発売のカラデシュと、2017年発売のアモンケットです。
僕はどちらも遊んでいたので、世界観がすごく懐かしかったです!カラデシュは機体が初めて出たパックで、なんか5/3のレアな機体に良く乗っていた気がする。カラデシュブロックの霊気紛争では、当時2000円の「歩行バリスタ」が当たって嬉しかった思い出があります。
アモンケットの時代にはスタンダードのデッキを組んで遊んでいました(ハゾレト神をメインにしたマッドネス)。「破滅の刻」では高田馬場の晴れる屋でプレリリースに出たりもしていたようです。
今回の霊気走破は「約10年前のパックの世界をリメイク」したということになります。これって「当時に遊んでいた中高生が大人になって、経済力を手にしたなら、もう一度たっぷり買って遊んでね!」という商業的な作戦かなぁと思います。
しかし悲しいかな、僕のようなオジサンにとっては、10年前は社会人になったばかりで時間があったからスタンダードで遊べたけど、今は子供がいて時間が無くて構築デッキで遊ぶのは難しくなってしまった。
MTGという歴史が長いゲーム。自分の人生と一緒に走っている感があるなぁ。
シールド戦は黒赤タッチ白で組んだが、勝てない!!
シールドは白と黒で強いレアカードが引けたので白と黒を選びました。

「去りし栄光、ザフール」は文句無しで強い。2マナ3/2、エンジン始動!で最高速度になれば2/2ゾンビがどんどん出てくる。
「呪い布の包帯」はクリーチャーを墓地から再利用できて、さらに+1/+1もつくという非常に優秀なエンチャント。(アモンケット時の「不朽」カウンターを8年ぶりに使うことができて嬉しいw)
呪い布の包帯とザフールの相性は抜群で、クリーチャーをどんどん使い回しながら、ゾンビを増やして、数で押し切る。というプレイが強い、はずでした。
実際にはこれらの仕組みが出来上がる前にほぼ負けました。ぐぬぬ。
友人K氏「今回は白が弱いんだよ。白はタッチにしとけよ。赤黒にした方が良いよ」
僕「ぐぬぬぬ」

「黙示録の爆走者」は6/5の機体にもなるし、タップでパワー2以下をブロックされないハンコンにできる。本体にダメージを通せるので速度レベルを上げることができて非常に優秀、だと思ったのですが、実際には、中盤以降にたかだかパワー2がハンコンで殴ったところで勝負にさほど影響せず、能力を使うとせっかくの6/5で殴ることもブロックに立たせることもできず、なんとも、もどかしいカードでした。
「砂丘滑り」は墓地を有効活用できる機体。ザフールでサクったクリーチャーを再利用できるので強い、と思ったのですが、どうもテンポが悪かった。
友人K氏「小さい機体は全体的に弱いよ」
僕「ぐぬぬぬぬ」

霊気走破では基本土地の枠にタップイン2色土地が入っているので、多色は組みやすくなっています。
ただ、全体的にマルチカラーのカードが多いので、多色すぎると色事故しやすくなります。3色はほどほどに。

優秀だった赤の生物たち。
「金飾りのゴーダ」は超優秀クリーチャー。2マナ2/2で、騎乗して殴ると宝物トークンが出る。2ターン目に出して、3ターン目に騎乗して殴れば、4ターン目に無理なく4~5マナにアクセスできる動きが非常に優秀。こいつを2ターン目に出せるかどうかでゲームが左右されるほど。赤なのに灰色熊のスタッツにめちゃくちゃオマケ機能がついている。最近のクリーチャーは優秀ですなぁ。
「グリスレンチのゴブリン」は1マナ2/1で、1回だけ3マナで最大2枚のカードをルーティングできて、+1/+1が乗る。赤なのにサバンナライオンのスタッツに(以下略
「サウリドの暴君、ティロックス」は2マナ4/1のバニラ。霊気走破はバニラクリーチャーがフィーチャーされているらしい。「2025年の現代のMTGでは、基本スタッツはこれぐらいですよ」と新しく定義がされたように感じる。1マナ2/1で強いとか言っていた時代は、とっくに終わっていたんだなぁ。

優秀な除去たち。
「稲妻の一撃」と「スピン・アウト」は分かりやすい単体除去。
「勢い挫き」は、使ってみると意外と強かった除去。基本的に相手に1体布告させる。エンジン始動が付いているのが良くて、1ターン目にクリーチャー、2ターン目に勢い挫きで相手のブロッカーを飛ばしてからアタックで速度2達成、という流れが非常にスムーズ。エンジンを始動させるものは軽いほど良い。4マナのカードでエンジン始動しても遅くて、最高速度に達する前に終わってしまうことか多かったです。

黒のエンジン始動させるクリーチャーたち。
使いやすかったのは「駆け抜ける油吸い」かなぁ。既に最高速度に達していれば、5マナ3/3飛行、速攻、ハンコンは強い。こいつにハンコンを持たせるためにも、2ターン目にエンジンを始動して速度を貯め始めることが重要で、やはり2マナでエンジン始動できるカードが強い。

使いやすかったクリーチャーたち。
「エンジンのネズミ」は強い。リミテッドにおいて1マナ接死は最強。よくみたら終盤のダメージひと押しにも使える効果が書いてある。
「契約人形の恐怖」は、「ゴーダ」の宝物トークンとかでなんかうまいことアーティファクトを量産できたら強かったのだと思いますが、うまく使ってあげられなかった。ごめんね。

「竜航技師」は普通に強いレア。1回だけとはいえ速攻のばらまきや、4/4飛行の召喚ができる。純粋に強いので、すぐに焼かれてしまう子でした。
アモンケットの神に分からされた
今回のシールド戦でボコボコにやられた人達を紹介しましょう。

「ルクサの体現、サブ=スネン」。まず、顔がキモい。次に、書いてある内容が長い。
ようは2ターンに1回しか動けないわけだが、動けないターンにはカードを2枚引けるというオマケつき。おとなしく寝てろや!!!
しかも毎ターンちょっとずつ大きくなる。寝てるだけなのに育つ子。
出せば次のターンには2枚ドローして、その次に8/8トランプルで分からせてくる。ばけもんか。
しまいにはアモンケットの神あるあるとして、破壊不能がついている。おわってる。こんなん出されたらどうしようもない。リムーブしか効かない。
サブ=スネンを一度目にしてしまうと、他のどんなクリーチャーを出されても「破壊可能なら、まぁなんとかなるか」と思ってしまう。なんやねん、破壊不能って。神なら何してもいいってわけじゃねーぞ!!!

「アゴナサウルス・レックス」。5マナ8/8トランプル。シンプルに分からせてくる恐竜。
霊気走破の次元は、カラデシュとアモンケットに加えて、原始的な次元である「ムラガンダ」も舞台になっている。恐竜がいるのは、ムラガンダのフレイバーですかね。ふーん。ちょっと、2/2ゾンビでわちゃわちゃやってる世界に、恐竜を連れてくるのはやめてもらっていいですか?
友人K氏「霊気走破は、緑がシンプルに強い。デカイ。」
僕「わかる~~~~」
でもこいつは破壊可能ですからね。サブ=スネンと比べれば、まだマシか。

赤で分からせてきたヤツら。
「エンドライダーの棘飛ばし」はアンコモンであったらダメ。アンコモンのくせに毎ターン実質2ドローになるもん。ファイレクシアの闘技場じゃん。ダメだよ、こんなの刷ったら。せめてレアにしとけや。
「咆哮部隊の重量級」は毎ターン1/1ゴブリンが出てくるヤツ。こういうゴブリンは毎ターン可能ならば攻撃しないといけない「クレイジー系のゴブリン」かと思いきや、攻撃しないといけないのは1ターン目だけで、生き残ったゴブリンは「ふぅ」と一息つくのか、2ターン目からは攻撃しなくてもよい。冷静になんなや!
「灯を追う者、チャンドラ」は絵がAKIRA。カッコいいから許す。遠くからみたら羽を広げたドラゴンに見える。なんか、毎ターン3/2機体が増えて殴ってくる。ダメ。なんなら、「咆哮部隊の重量級」で出てきた1/1ゴブリンが乗って殴ってくる。2枚でバチバチのシナジー決まってんね。HAHAHA。強すぎワロチ!
みなさんも霊気走破でリミテ、やってみてください!
大人しく緑で恐竜を使っておけば強いと思います!
あと、アンコモンの「食料補充」が2000円もするので期待値は高い気がします!知らんけど!
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。
