メタラーまとんがハイソにやらかすようです

東大理系修士卒JTBCエンジニアのハイソサイエティ(上流階級)な日常

泣き止まない赤子をディープラーニングで何とかして!

ども!まとんです。

年末年始なので、仕事を忘れて育児行動に励んでいます。

赤ん坊はとにかく泣く

赤ん坊はとにかく泣きます。

小さい体なのに、めちゃくちゃ大声で泣く。

朝でも昼でも夜でも深夜でも、家の中でも外でも、お構いなしに泣きます。

泣いているのは可愛そうだし、ご近所迷惑もあるので、なんとか泣き止ませたい。

泣いている原因が分からない

新生児~幼児期に大変な理由は、「赤ん坊がなんで泣いているのか原因が分からないから」です。

赤ん坊が泣くのには原因があると言います。

例えば、お腹が空いた、オムツが汚れている、ゲップをしたい、など。

なので、泣いているときのチェックリストを作って、上から順番に対処していきます。

肉体的と精神的な原因

肉体的原因は、対処方法が明確です。

  • お腹が空いた→母乳かミルクをあげる
  • オムツが汚れている→交換する
  • ゲップをしたい→ゲップさせる
  • 鼻が詰まっている→くしゃみさせる
  • 暑い/寒い→温度調節する

精神的原因は、ぶっちゃけどうしようもないです。

  • 眠い(寝たいのに寝れない)
  • 寂しい
  • 何となく不安
  • 親のイライラが伝わる

せめて、どの原因か分かれば、少しは育児がラクになるのですが。

Deep Learningで何とかして!!

「原因を分類する」というのは機械学習が最も得意とするところです。

そこで、深層学習(Deep Learning)を使って赤ん坊が泣く原因を判別できないでしょうか?

こんな感じで。

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Deep Learningで何とかして!!

入力と出力がハッキリと定義できるので、泣き声モデルの構築は簡単だと思う。

DNNとかLSTMを組み合わせれば簡単にできそう。

これを、Google Homeとかアレクサに実装しておいて、赤ちゃんが泣いた瞬間に

アレクサ「お腹が空いているようです」

とかサジェストしてほしい。そんなスマートスピーカーがあったら月額1000円は払う。

5年後にはそういう未来になっていませんかね。

課題は教師データの収集方法

これを実現しようと思うと、教師データの収集が難しいですね。機械学習あるある。

つまり、「今回の泣き声はオムツでした」などのデータを、少なくとも1万点以上は集めないといけないと思う。

なので、

  1. 赤ちゃんが泣きだす
  2. 親「アレクサ、泣き声を保存して」
  3. 育児する
  4. 親「アレクサ、今回の原因はオムツだったよ」
  5. アレクサ「はい、学習しました」

こんな仕組みを実装して、世界中の親からデータを集めればよい。

世界中の育児を効率的にしたい

世界の年間出生数は約1億4千万人(2016年統計値)。

すべての親にスマートスピーカーを配って、データを集めてくれませんか。

GAFAの人、お願いします。世界を変えてください。

何なら俺がやるぞ。やるか。

先行事例はある

ググったら、Chatterbabyというアプリが同じようなことを既にサービスインしていました。

www.overthesensitivity.com

このアプリは「不機嫌」「空腹」「痛み」の確率を表示してくれるらしい。

まだ分解能が弱いですね。もう一歩踏み込んで、「じゃあどうすればよいか」まで教えてくれると嬉しいです!!

 

以上、メタラーまとんでした。

ではでは。