ども!まとんです。
TOKIO騒動について、僕が思うことを語ります。
今回の事件が起きた原因の本質はハラスメントだと思いました。
そろそろハラスメントですよ
東京大学では何年も前から「そろそろハラスメントですよ」という有名な評語と共に、ハラスメント防止ポスターが配布されていました。
東京大学では特に、教職員から学生へのアカデミックハラスメント(アカハラ)が問題視されていました。
アカハラとは、例えば、「学会投稿締め切りまでに、徹夜してでも論文を書き上げろ!」といった圧力とか、「気に入らない学生には指導しない!」といった差別などが該当します。
そんな中、東京大学ハラスメント相談所により「そろそろハラスメントですよ」のポスターが学内に掲載されるようになりました。
現在では、学生と教職員共に、ハラスメント撲滅の意識を高め合っています。
ハラスメントの定義
僕が考えるハラスメントの定義はこうです。
- 利害関係にある人物が
- 理不尽な要求をすること
2については「不愉快な言動」と言い換えてもよいです。
ポイントは1の「利害関係」というところです。
TOKIO騒動の原因考察
今回の悲惨な事件は、
「被害者が電話で呼び出されて、加害者の家に行ってしまった」
ことによって生じたものです。
この原因について、以下のように考察しました。
- 直接的な原因:夜中に泥酔した40代男性の部屋に呼び出されて、行ってしまった。
- 本質的な原因:利害関係のある男性の理不尽な要求に、応じざるをえなかった。
表面上をとらえると、直接的な原因の方に注目が集まりがちで、「酒」「呼び出しに応じた」などが焦点となってしまいます。
しかし、僕が言いたいのは、本質的な原因の方です。
この事件の本質は
「仕事の上司(利害関係にある人)が、家に呼び出した(理不尽な要求をした)」
この点だと思います。
これさえ無ければ、どれだけ酒を飲もうが、酩酊状態になろうが、その人の自由なので問題なかった。
自分が被害者の立場だったらどう思うか
仮に僕が、被害者の女性の立場だったとしたら。
夜中に呼び出されたとき、何を感じるだろうか。
- 仕事の上司の要求だ
- トップアイドルの誘いを断ったら、芸能生活に支障をきたすのではないか
- 自分の将来に傷が付くのではないか
これらは僕の憶測です。
被害者の方が本当は何を感じていたのかは、分かりません。
ただ、いずれにせよ、利害関係のある人物から理不尽な要求をされてしまったことは事実。
これは歴としたハラスメントだと僕は思います。
利害関係のあるコミュニティでは細心の注意が必要
利害関係のあるコミュニティでは、あらゆることがハラスメントになる危険を抱えています。
なので、ちょっとした軽いお誘い(例えばご飯に誘う、など)であったとしても、細心の注意を払う必要があります。
これは年長の男性に限った話ではありません。
後輩も、女性も、子供も、誰でもセクハラの加害者になりえます。
ハラスメントは社会全体の問題。他人事にしてはいけない。
今回の事件を通して、ハラスメントについて社会全体で考え直す契機になってほしいです。
そして、日本がより良い社会に向かうことを願います。
僕はこの本でハラスメントについて勉強しました
「え!こんなこともハラスメントになるだ!」と考えさせられる本です。
学生、社会人、上司、みんなに読んでほしいと思います。
現実に生じるセクハラは、お役所や会社、大学が発行している防止パンフレットや各種マニュアルの事例とはだいぶ違うものである。結局、この問題の難しさは、ほとんどのセクハラが、グレーゾーンで生み出される点にこそあるのだ。なぜ女性ははっきりとノーと言わないのか、男性はなぜ気づかないのか。恋愛がらみの二つのパターン、妄想系とリアル系の違いとは。そして、訴えられたらどうすればいいのかー。セクハラ問題の第一人者が、豊富な具体例を紹介しつつ、男が嵌りやすい勘違いの構図をあぶりだす。誰でも知っておいて損はありません!
ではでは。