ども!まとんです。
最近面白いマンガを見つけたので紹介します。
100万の命の上に俺は立っている
100万の命の上に俺は立っている(2) (週刊少年マガジンコミックス)
- 作者: 山川直輝,奈央晃徳
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/03/09
- メディア: Kindle版
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タイトルが気になりますよね。
あらすじ
ドラクエみたいに、戦士とか魔法使いとか、転職とか出てきます。
ファンタジーが好きな人向けの作品です。
話の展開はガンツみたいな感じで、現実世界のプレイヤーが突然異世界に召喚されて、クエストに成功すると生還できる、といった話。
ここまでの説明だと、よくあるネタを組み合わせた感じかな~?と思うのですが、意外とそんなことは無い。
ゲームのシステムを上手く利用する柔軟な発想力に脱帽
クエスト中の最大の特徴が、「死んでも30秒で復活できる」というところ。
パーティーが3人いる場合、2人が死んでも、1人でも生き残っていれば、30秒後に2人とも復活できる、というゲームらしいシステムとなっています。
このシステムを上手く利用して立ち回る主人公達が、面白い!
例えば、プレイヤーを1人だけ強モンスターに特攻させて、死ぬ→復活→死ぬ→復活を繰り返して敵の行動パターンを把握する、とか。
「その手があったかー!」という立ち回りが爽快です。
アンチファンタジー
マンガって、読んでいると「もっとそこはこうすればいいのに!」と思うことが多いじゃないですか。
例えば、「敵が技の説明をちんたら喋っている間に、攻撃しちゃえばいいのに!」とか。
この漫画は、そういうことが一切無いです。
作者はアンチファンタジー作品と呼んでいて、プレイヤーは無駄なことはしないし、妙に行動がリアル。
この独特の雰囲気に惹かれます。
超現実主義の主人公
ファンタジー作品にありながら、めちゃくちゃ現実主義の主人公。
初めて見るタイプの性格です。これもまた良い。
「仲間の1人が敵に捕まった!どうするか?」という場面で、「助けに行くリスクよりも、そのまま放置してクエストをクリアした方が効率的じゃない?」とか平気で言っちゃうタイプ。
そして、そんな嫌な性格の主人公を本気で毛嫌いしている仲間プレイヤー達。ここも妙にリアル。
それでも頭はキレるので、「人望は無いけど頭は良い」という、今までありそうでなかった属性を持っています。
そう来るかー!!の連続。続きがめっちゃ気になる!!
困難なクエストを、超リアリスティックに解決していくストーリーがたまらなく面白いです。
この独特の雰囲気を、是非読んでてみてください!!
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ではでは!