メタラーまとんがハイソにやらかすようです

東大理系修士卒JTBCエンジニアのハイソサイエティ(上流階級)な日常

令和の「補助輪外し」トレーニング。パパが後ろを持って押すのは古い!

ども!育児ブロガーのまとんです。

最近、長女の自転車補助輪外しに成功しました!!!

再現性が良いトレーニング方法が分かったので、まとめます!

「パパが自転車の後ろをもって押す」は古い

自転車の補助輪外しと言えば、「パパが自転車の後ろをもって押しながら練習して、転んだり泣いたりしながら乗れるようになる」というイメージを持つ人は多いと思います。

しかしこれは、古い練習方法だったようです。令和のトレーニングは違うようです。

実際にうちの長女は、補助輪付き自転車にはスイスイ乗れるものの、補助輪を外すとなかなか乗れませんでした。今まではスイスイ乗れていたのに、補助輪を外した途端に自転車に乗れなくなってしまったことにショックを受けて、自転車を避けるようになってしまいました。

あんなに自転車が好きだった長女。内心はとても悲しかったと思います。トラウマになっていたのかもしれない。練習するモチベーションが上がらず、半年ほど練習しても全然乗れず、親としても苦しい時間が続きました。

最近の子はストライダーから入るので自転車デビューが早い

長女が悲しんでいることの大きな理由に、幼稚園の同学年には自転車に乗れるお友達が多いという事実があります。

近所を歩いていると、パパと一緒にサイクリングをしているお友達とよく遭遇してしまいます。

そんな中で、いつまでたっても補助輪を外せない長女はプライドが傷つけられていたのだと思います。ついには「自転車には乗りたくない」と言うようになってしまいました。

そもそも、最近の子は自転車に乗れる時期が早くなっていると思います。

僕が子供の頃は小学生になってから補助輪を外したと思うのですが、最近の子供は幼稚園の年齢でも平気で自転車に乗れています。

この要因の一つには、近年ではストライダーが普及していることがあると思います。

ストライダーというのはペダルが無い小型自転車のような乗り物で、なんと1歳半から乗ることができます。公園に行くと、歩き始めたばかりのような小さい子供がストライダーに乗って遊んでいる光景を良く目撃すると思います。

このストライダーがすごくて、ストライダーで遊んでいるうちにバランス感覚が身に付き、すぐに自転車が乗れるようになる、と言う人が多いのです。

幼稚園のお友達にヒアリングすると、年中(5歳)で補助輪が外れている子は「ストライダーに乗っていたら、自転車にも数日で乗れるようになった」というようなケースが多いと感じます。

つまり、平成の子供は補助輪無し自転車からデビューしますが、令和の子供はストライダーから入るので、スムーズに補助輪無し自転車に移行できるのだと思います。

我が家はストライダーを通らなかった

我が家はストライダーを買わずに来てしまいました。

今さらストライダーを買うのも悔しく、なんとかして補助輪を外せないものだろうか・・・と悩んでいました。

で、冒頭の話に戻るのですが、昔ながらの「自転車の後ろをパパが持って押す」を何日もやってみましたが、一向に乗れるようになれません。長女は落ち込むばかり。

特に、「パパが手を放すと横に倒れてしまう」という失敗体験を何度も繰り返すことが、プライドの高い長女を苦しめてしまうようでした。

僕もどうすればよいか分からず、悩みました。仕事よりも悩みました。

正しい練習法を調査した

そこで行きついた先が、下記の記事です。

report.iko-yo.net

東京・国立競技場駅から徒歩5分の場所にある「神宮外苑サイクリングセンター」で開催されている自転車教室のレポ。30人ほどの子供が参加する自転車教室のようです。

なんと「1日で自転車が乗れるようになる子供もいる」とのこと。これは期待できる!!

 

この記事から学んだことを要約すると、

  • まずは、自転車のペダルを外す(ストライダーのようにする)
  • 足で地面を蹴って進む練習をする
  • 止まるときはブレーキを使うようにする
  • 緩やかな下り坂を足をつかずに降りれるように、左右のバランス感覚を鍛える
  • ブレーキの習慣とバランス感覚が身に付いたら、ペダルを取り付ける。すると、すぐにこげるようになる

とのこと。なるほど。

つまり、「パパが後ろをもって左右に倒れないように支える練習」をいくらしたところで、左右のバランス感覚が身に付かないので、意味が無い。ということだと理解しました。

 

原理原則が分かれば、あとはやるだけ。

まずは長女の自転車のペダルを外そうとしました。

しかし、ここで問題発生。自転車屋に持っていくと、「ペダルのネジが錆びついているので、ペダルを外すことができない」と言われてしまいました。

補助輪付き自転車をもう2年ほど使っているので、仕方ないか。。。と思い、ペダルを外すことは諦めました。

ペダルがついているとペダルが脚にガンガンぶつかるので、ストライダーのように足で地面を蹴るのが難しくなります。

とはいえ、蹴れないこともないようです。ペダルに脚をぶつけながらも、地面を蹴って進む練習ができました。

なによりこの練習では「失敗体験」を得ることが無いので、長女のプライドが傷つけられないのが良かったです。長女のモチベーションが下がることなく練習ができました。

ちなみに我が家の近所には「緩やかな下り坂」が無かったので、平坦な街中をお散歩しながら練習しました。

本当に突然乗れるようになった!!!

冬休みに1週間ほど毎日、長女と一緒にお出かけして、足で地面を蹴る練習を続けていたころ。

ふと、「ちょっとペダルをこいでみたら?」と提案して乗ってみると・・・

あら不思議!!2,3回ペダルをこげるようになっていました!!!

そこからは速かったです。4回、5回とこげる回数が伸びていって、気が付けばスイスイとこげるようになっていました!!!

今まで半年も悩んでいたのは何だったんだと思うほど、本当に突然乗れるようになりました。

令和の補助輪外しには「再現性」がある

この令和の補助輪外しトレーニングには、再現性があると思いました。

足で地面を蹴って進む練習は、誰でもすぐに始めることができます。文字通り「地に足が付いた」練習方法です。

一方で平成の「パパが後ろを持って押す」練習は、いうなれば「子供が突然、覚醒することに期待する」不安定な練習方法だと感じました。覚醒を頼りにするのは再現性が無いです。

令和の練習方法ならば、次女でもすぐに補助輪がはずせると思います。パパも自信が付きました!

 

補助輪外しに悩んでいるみなさん、令和の補助輪外しをやってみてください。

「パパが後ろを持って押す」よりも、うまくいくと思いますよ!!!

 

以上、メタラーまとんでした。

ではでは。