ども!育児ブロガーのまとんです。
すっかり子鉄になってしまった娘たち。
今回は夏休みの目玉イベントとして、子鉄の聖地「鉄道博物館(てっぱく)」に行ってきました!!
鉄道博物館とは
鉄道博物館の日本3強は、大宮(埼玉)の鉄道博物館、京都の京都鉄道博物館、愛知のリニア・鉄道館だと思います。今回は大宮の鉄道博物館(てっぱく)に行ってきました。
東京近郊のTier2としては、海老名のロマンスカーミュージアム、葛西の地下鉄博物館、みなとみらいの京急ミュージアムなどが続きます。ここらへんはまだ行ったことがないので、今後が楽しみです!
料金
てっぱくの料金は、大人1330円、小中高生620円、幼児(3歳以上)310円です。
子連れスポットとしては若干高めの価格設定。科学博物館よりは高く、水族館よりは安い感じ。
アクセス
てっぱくは「大宮にある」と思われがちですが、実はJR大宮駅からニューシャトルという電車に1駅乗った「鉄道博物館」駅にあります。
ニューシャトルは初めて乗った路線でした。小柄な車両で、モノレールのように急上昇したり急旋回するのが面白かったです。
大宮から鉄道博物館駅の区間の線路は、東北・上越・北陸新幹線の路線の真横を走るので、運が良ければはやぶさなどと併走することができます。ニューシャトルもてっぱくのアトラクションの1つだなと思いました。
昔の電車に乗れる・見れる!
てっぱくのメインホール「車両ステーション」では、教科書に載っていたような昔の車両が保存されています!
大正時代の無限列車
一番最初に目に入るのは大正時代の列車です。
どう見ても鬼滅の刃の無限列車なんですよね。
ここに座って「うまい!!うまい!!」のモノマネをするお父さんは、僕だけではありませんでした。
SLの回転台
車両ステーションには多くのSLが展示されています。
SLはぶっちゃけ、どれも似ていて違いが分からないのですが、ひときわ目立つのは真ん中の回転台(転車台)に載っているSLです!(国鉄C57(シゴナナ)という車両らしい。今でもSLやまぐち号の運転に使われているらしい。)
こちらの転車台は15:00に実際に回転するようです。
シン・エヴァンゲリヲンで転車台を好きになった人は多いでしょう。ただ、今回は時間が合わず、回転るところを見れませんでした。
過去から現代まで幅広い鉄道模型
車両ステーションの2階には、日本に最初に導入された車両から最新の新幹線まで、ちょっと大き目な模型がずらりと並んでいます。
ラインナップの多さに圧巻です。JRに限らず私鉄の車両も展示されているので、自分に身近な車両も見つかるでしょう。
ゼロ系時代のドクターイエローの模型もありました。
ドクターイエローの靴下(鉄下シリーズ)を履いていた長女は大興奮!
ゼロ系の開通式を再現
ゼロ系の特別展示室では、鉄道図鑑には必ず載っている、1964年の夢の超特急の開通式のシーンが再現されています!
ゼロ系の車内にも入ることができます。座席の形や内装(広告が張られる場所とか)は今とほとんど同じで、当時の新幹線から既に完成系に近いクオリティだったんだなと思いました。
やっぱり一番カッコイイ!はやぶさ
東北新幹線はやぶさの先頭車両が展示されています!近くで写真撮影でもきます。
東京駅に行けばはやぶさに会えますが、先頭車両にここまで近づけるのは嬉しいです!
子供たちにとってははやぶさが一番なじみ深い特急です。はやぶさのプラレールを持っているし、はやぶさの靴下(鉄下)もあるし、JRの駅に行けば大抵はやぶさの広告が載っています。
残念ながら、はやぶさの車内には入ることができません。先頭車両はグランクラスなので、入ってみたかったなぁ。
しかし、はやぶさって本当にかっこいいですよね。新幹線の中でも圧倒的にカッコイイと思います。
日本最高速度の320km/hを実現する15mのロングノーズは、本当に長いです。
ゼロ系とかSLとか、古い電車ばかりを見たあとにハヤブサを見ると、異常なノーズの長さだなと実感します。
写真の上にあるのは山形新幹線つばさとして使われていた400系新幹線ですが、400系と比べてもE5系はやぶさのノーズの長さは際立っていますね。
子供が遊べるコンテンツが豊富!
てっぱくは展示物だけでなく、子供が遊べるコンテンツも豊富です!
てっぱくはとても広いので1日では全て回り切れませんでしたが、良かったところを紹介します。
ミニはやぶさに乗れる「てっぱくひろば」
てっぱくひろば(公園エリア)では、写真下部に映っているミニはやぶさに乗ることができます。
大人も子供も一人200円。抱っこはNGなので、子供に付き添いで大人も必ず載る必要あります。てっぱくひろばの周りを2周します。
京王れーるランドにも同じミニ電車に乗れるスポットがありました。てっぱくのミニ電車は、はやぶさという圧倒的なブランド力が強みです。
てっぱくひろばには、北陸新幹線かがやきの滑り台があります!うちの子供たちはかがやきも大好きなので、これは嬉しい!
ただし、天気が晴れの日は滑り台が熱くなりすぎるので、短パンの場合は火傷に注意が必要です。
電車の絵本だけを集めた夢のような図書館「キッズライブラリー」
てっぱくの最北端には北館があります。本館からけっこう離れているので、北館の存在に気が付かない人も多いと思います。穴場スポットです。
北館には、電車の絵本だけを集めたキッズライブラリーがあります。
うちの子供たちは電車の絵本が大好きなので、夢のような空間でした!
電車系の絵本はもちろんのこと、リサ&ガスパールなどの電車と関係無いキャラクターモノの絵本でも、電車をテーマにした回を選んで展示されていました。
プラレール広場がある「キッズプラザ」
プラレールを自由に遊べる広場(鉄道系の博物館では鉄板スポット)がありました。中には、なんと実寸大こまち(秋田新幹線)の先頭車両の一部が置かれていて、次女が大興奮!!!
しかし、コロナの影響でプラレール広場は閉鎖していました。ガッカリ。
ご飯食べるところ、選択肢が多いぞ!!
てっぱくには多くのご飯スポットがあり、どこで食べるか悩ましいです!
食堂車をテーマにした「トレインレストラン」
食堂車風のレストランがあります!「トレインレストラン日本食堂」です。
食堂車は憧れますが、1食1500円ぐらいとちょっと高級だったので、今回は諦めました。
メニューは、カレー、ハンバーグ、スパゲティなどの、レトロな料理で構成されていました。
在来線ウォッチングが楽しめる窓際ランチスペース
車両ステーション2階の東側窓際には、テーブル席が並んでいます。
これは明らかに「在来線ウォッチングを楽しみながら食事をするテーブル席」となっていて、かなり人気の座席となっていました。
我々は、駅弁屋(お土産コーナーの横にある)で電車弁当を買って、ここでランチを楽しみました。
ただし、ここの在来線路線は車両の本数が少なめです。路線は埼京線、川越線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ラインです。5分に1本通るかな、というぐらいの頻度でした。
トレインウォッチングの聖地である日暮里のトレインミュージアムや、2分に1本はひっきりなしに通る三鷹の跨線橋を経験し、舌が肥えている我々としては、若干物足りなかったです!
新幹線ウォッチングが楽しめる「新幹線ラウンジ」
てっぱくの東側には在来線が通っていますが、西側には新幹線が通っており、新幹線ウォッチングを楽しむんことができます!
特に3階の「新幹線ラウンジ」は、無料で利用できて、新幹線を目の前に見られるお手軽スポットです。(ただし、午後に行くと西日が暑くてキツかったです)
このスペースのすごいところは、何時にどの新幹線が通るか、時刻表が用意されているところです!
新幹線が最寄り駅を出発する時刻ではなく、てっぱくの目の前を通過する時刻が掲載されているので、とても便利です。
新幹線が通る時刻の数分前になると、みんなソワソワしてカメラを構え始めるので面白かったです。
今回はレア車両の、つばさ・やまびこ連結を見ることに成功!!
新幹線ウォッチングには、嫁がハマってしまいました。「あと一本だけ!4分後にかがやきが通るから!あと一本だけ!!」とゴネる嫁、「もう早く次に行こうよー!」と飽きる長女のバトルが繰り広げられました。
なお、新幹線ウォッチングをするなら4階の「ビューレストラン」もオススメです。学食のようなカフェテリア形式になっています。
ただし、新幹線が見える窓際の席は超人気でほぼ埋まっています。確実に新幹線ウォッチングをしたければ、3階の「新幹線ラウンジ」がオススメです。
電車内で食べられる!「ランチトレイン」
実物の車両の中で休憩・飲食ができる無料スペースとして「ランチトレイン」が用意されています。
今回は、昔の踊り子、昔の湘南新宿ライナーがランチトレインとして利用できました。
中の様子はこんな感じ。テーブルを出してご飯を食べられます。
なんでだろう。特急電車のシートに座ると、駅弁を食べたくなりますよね。現代人の遺伝子に組み込まれているのだろうか。
古い車両ですが、後付けで据え付けされたエアコンが完備されているので、室内環境は快適でした。
以上、初めてのてっぱくを満喫してきました!!
てっぱくはこの他にも大量のコンテンツがあり、まだまだ何回でも楽しめそうでした。
特に気になっているのは、屋外の「ミニ運転列車(1台510円)」です。こちらは小学生以上が運転できるミニ列車です。長女が小学校に上がったら、是非また連れてきてあげたいです。
鉄道愛がやむこと無い子鉄を抱えた皆様。ぜひ、大宮のてっぱくに行って見てください!
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。