メタラーまとんがハイソにやらかすようです

東大理系修士卒JTBCエンジニアのハイソサイエティ(上流階級)な日常

【エンジニア】育児パパは長く使える技術を勉強しがち

ども!JTBCエンジニアのまとんです。1児のパパです。

最近の勉強について現況を書きます。

エンジニアは勉強し続けないといけない

言わずもがなですが、大前提です。

エンジニアは、新しいものを吸収することを止めた時点で成長が止まります。あとは死ぬだけです。

過去の技術にすがって、何十年も昔のものをいつまでも使い続けるようなオジサンがよくいます。

定年まで逃げ切れれば、収入という意味ではそれでもいいのかもしれませんが、

エキサイティングな仕事はできないでしょう。そんな人生を僕は望んでいません。

今、最先端のことをやっていても、10年後には枯れた技術ですから、使えない。

とにかく吸収し続けないといけない。これは大前提。

育児世代はプライベートの自由時間が少ない

これも言わずもがなですが、育児中はプライベートの自由時間が少ない。

仕事後は、子供と一緒にご飯を食べて、お風呂に入れて、絵本を読んで、部屋を暗くして寝かしつけをする。

休日は一緒に外に遊びに行ったり、ベビースイミングに一緒に行ったりする。

これはパパの使命だし、子供と一緒にいられる権利を行使しているので、不満はないです。幸せです。

ただ、子供が産まれる前のように、深夜3時まで部屋に籠ってPCで実装、みたいな生活はできなくなります。

少ない時間で勉強するなら、効率よく使える技術に絞りがち

勉強時間が少ないとなると、「せっかく勉強したのに全く使う場面がなかった」ような技術を勉強するのは、気が引けてしまうわけです。

せっかく3時間勉強できる時間を嫁が確保してくれたなら(嫁が子供の面倒を見てくれて、僕に自由を与えてくれるなら)、意義のある勉強をしたい。

そうなると、ニッチなものは避けて、長く使えるものを選んでしまいます。

例えば、「先週発表されたばかりの最新ライブラリの使い方」よりも、「体系的に整理された統計解析手法の教科書」など、広く使えて、自分の専門性を広げてくれるものを選びがちになります。

パパエンジニアは、みんなそうではないでしょうか。

技術の裾野を広げていきたい

エンジニアにも色んな性格、職種、業種があって、好みは人それぞれです。

一つの分野に絞って専門性を高めていくタイプのエンジニアもいると思います。

僕はどちらかというと、広くなんでも食らいつくタイプのエンジニア(よく言えばフルスタック)を目指しています。

技術潮流は数年単位で大きく変わっていくので、毎年新しいものに手を出しておいた方が、潰しが効くのではないかと思っています。

なので、毎年自分の中でテーマを決めて、「今年はこれを勉強しよう」と決めて、業務内容もそれを扱えるようにコントロールしています。

マイテーマを決めていく

エンジニアとして食っていくと決めてからは毎年、「これを勉強しよう」みたいなマイテーマを決めています。

学生時代は半導体をやっていました。バイトではウェブのサーバーサイド。言語はCやPHPなど。

会社に入ってからは、アナログ回路や周波数解析などから初めて、基板設計、デジタル回路、センサデバイス、組み込み、無線通信、シミュレータ、機械学習、音声処理、など。言語はMATLABなど。趣味ではファイナンシャルプランニング。

去年のマイテーマは、ディープラーニング、データ構造、データベース、ネットワーク、セキュリティなど、クラウド関係を中心に。言語はPythonなど。趣味では株式投資

今年のマイテーマは、画像処理、コンテナ、並列分散処理、引き続きセキュリティを考えています。

 

個人的に、機械学習は技術の進歩が速くてコモディティ化が早そうなのと、ビジネスとして上手くいきづらい(アカデミアでは盛り上がるが。。。)ため、機械学習を勉強するのはコスパが悪そうと感じています。

コスパが良さそうと感じているのはクラウドです。ビジネスとしてデカい成長産業だし、クラウドに関連するネットワーク、セキュリティ、仮想化、コンテナ、なんでもかんでも、潰しが効いて、転職にも有効だと思う。

画像処理の勉強はすごくイイ

で、最近は画像の勉強を始めました。

画像に詳しい人にオススメされた教科書で、これを読んでいます。

ディジタル画像処理[改訂新版]

ディジタル画像処理[改訂新版]

 

カメラのレンズから始まり、基本的なところから解説してくれる。

学部3年生に戻ったフレッシュな気分で勉強できます。

画像って、人類がここ200年くらいで猛烈に築き上げてきた一大分野で、人類の英知をサクサク吸収できるのは心地よい。これぞ学問って感じ。こういう勉強はとても満足度が高い。

 

ウンチクになりますが、人間は生物としては2000年かけても大して進化しませんし、脳の大きさも変わらない。1日が24時間しかないことも変わらない。

それでも人間が進化できるのは、2000年の知識を学問という体系で効率よく摂取できるからだと思う。

その結果、例えば18歳の時点での知能は、たぶん2000年前よりも賢くなっているんじゃないでしょうか。

世界を発達させるのは学問。社会の基礎は教育です

長く使える言語って何だろう

話を戻して、エンジニアとしては、言語も新しいものに付いていかないといけない。

最初はMATLABを使っていましたが、機械学習を使う機会があまりにも多かったので、Python派になりました。

Pythonはやりたいことの多くを網羅できていて、ソースも多くて、勉強するコスパは非常に高かったです。今後もしばらくは使えそうです。

 

一方で、最近では速度で悩むことが多くなってきた。スクリプト型言語の限界か。

コンパイル型言語はCから知識が止まっているので、GoかRustを勉強しようかなぁという思いもありつつ、なかなかきっかけがなくて手を出せていない。

業務で絶対に必要になったら始めよう。

最近、業務でiOSアプリを作る必要に迫られてSwiftを勉強したけど、どうも今Swiftを勉強するのはコスパが悪いような気がして(いまさらiOSエンジニアになる気はない)、なるべくSwiftやりたくない。

ハードウェアはM5Stackをやっておくべき

個人で手を出せるハードとしては、Arduino派生のESP32、からさらに派生した深圳スタートアップのM5Stackシリーズをやっておくとよいと思っています。

M5Stackは本当になんでもできて、どんどん新しいハードが出る。楽しい。公式Twitterアカウントで最新情報をウォッチしておく。

Groveというセンサシリーズとの互換性があるので、誰でも簡単にIoTができる。

今年は何の資格を取ろうか

僕は資格取得が趣味です。

最初はファイナンシャルプランナー3級、2級を取って、

応用情報技術者技術士(一次)、ネットワークスペシャリストを取って、

去年はG検定、AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトを取った。

毎年2個くらいは資格を取っていきたい。趣味なので。

 

今年はコロナの影響で試験自体が中止が多いですが、秋以降の試験は何かしら対策して開催してくれると期待。

せっかくなので画像に関する資格を取ろうと思う。勉強したら何かしらの形でアウトプットしたいので、資格の試験はちょうどよい。

CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)というところが、画像処理エンジニア検定という試験をやっているらしくて、これを受けよう。

試験は11月29日。コロナで中止にならないとよいが・・・。

www.cgarts.or.jp

学び続けることが大事

僕は自分のことを優秀とは思えません。

教科書を読むのは遅いし、友人ならすぐにできることを、僕は1時間かかる。

大学院を卒業するまで、常に周りに劣って惨めな思いをしていた。

ドジだし、すぐ物忘れするし、詰めが甘くて、いつも失敗している。

今日も、財布を忘れて病院に行って保険証が無くて、嫁にキレられた。ドジすぎて、いやんなっちゃう!

 

僕の強みは、根っからのポジティブさと、図々しさと、自分をネットにさらけだせるメンタルと、本番に強いところです。

継続は力なり、というので、自分のペースで、ゆっくり、勉強していこう。

 

以上、メタラーまとんでした。

ではでは。

ディジタル画像処理[改訂新版]

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