ども!まとんです。
4/3~4/5に東京ビックサイトで開催されていたAI・人工知能EXPOに行ってきました!
ベンチャー3社の講演に鼓舞された
今回の主な狙いは、4/3の特別講演で、PFN(プリファードネットワークス)の副社長の岡野原さんの話を聞くことでした。
この講演では、PFNのほかに、ABEJAの岡田さん、グリッドの曽我部さんも話をされました。
僕は特に、ABEJAの岡田さんの発表に、めちゃくちゃ刺激を受けました。
「なぜ勉強しないのか分からない」
ディープラーニングの精度が向上して、実世界の問題に対応できるレベルになった結果、今の世界があります。
特に転換期となったのは2012年のヒントン教授らの成果。
ILSVRC(ImageNet Large Scale Visual Recognition Challenge)という物体カテゴリ認識コンテストで、ヒントン教授らのチームが絶大な精度をあげて圧勝したというのがきっかけでした。
多くの人は、ここで「あ、ディープラーニングはすごいんだ」と感じた。
ここで、岡田さんは「勉強しよう!」と思った、とのこと。(本当はもっと前から思っていたのかもしれません)
「特に偉い人は、なぜ勉強しないのか分からない」とまで仰っていました。
これにはめちゃくちゃ共感しました。
ブレイクスルーから7年も過ぎている
2012年といえば、僕はまだ学生でした。
当時からディープラーニングがすごいという雰囲気は感じていましたが、僕は半導体の研究室だったし、「よし、勉強しよう!」とは思いませんでした。
現在、2019年。
ブレイクスルーから7年が経ち、技術はめまぐるしく進化していて、特に昨年2018年は世界的なインパクトが毎月のように発表される、すさまじい年でした(その多くはGoogleの成果)。
まだ追いつける、俺も勉強するぞ!
僕はポジ・ポジ男なので、前しか向かない。後ろは振り向かないぞ。
7年間サボっていたからって、追いつけないわけじゃない。
今からまた勉強すればいい。
今から大学に入った学生と勝負をして、それ以上に勉強すればいい。
まだ若い。自分の可能性に賭けてみたい。
まずは基礎固めから始めよう
まずは、ディープラーニングの専門家の友達のオススメで、この教科書から勉強を始めました。
ディープラーニングも、仕組みを勉強すればそんなに難しくなくて、主に行列演算と偏微分だけで理解できました。これなら僕でも分かる。
次に、僕にはIT系の基礎が足りていないと感じていたので、基礎中の基礎であるデータ構造とアルゴリズムを勉強し直しました。
ビッグデータを扱うならデータベースも必要だろうと思って、データベースの勉強も始めましたが、これはまだ途中。
達人に学ぶSQL徹底指南書 第2版 初級者で終わりたくないあなたへ (CodeZine BOOKS)
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最後に、ディープラーニングだけではよくないと思い、機械学習の基礎から実装までを幅広く学べる名著を読み進めています。
[第2版]Python 機械学習プログラミング 達人データサイエンティストによる理論と実践 (impress top gear)
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G検定を取ろう
ABEJAの岡田さんは日本ディープラーニング協会の理事も務めていて、G検定(ディープラーニングのジェネラリスト)取得を勧めていました。
せっかく勉強したし、この資格を取ろうかなと思います。僕は資格取得が趣味なので。
試験日は7月6日らしい。ちょうどよい時期ですね。
「G検定を取ろうと思う」と友達に言うと、「お前せっかくならE検定(エンジニア)にしろよ」と言われましたが、まぁどっちでもいいでしょう。
資格は受けると決意して、勉強することに意味がある。
自分の生活は自分の技術で守る。死ぬまで勉強する。
今の世の中、リスクばっかりだと思います。
いきなり会社が無くなることもあるし、45歳以上でリストラされることもあるし、子供が生まれるのに転勤させられることもあるし、家を建てた直後に飛ばされることもある。
10年後にどうなっているかなんて、ちっとも分からん。不確定要素が多すぎる。
自分を守れるのは自分の技術しかない。
社会がどうなろうが、自分の力で生きていけるようにする。
僕は夫なので、家族の幸せに責任を負っている。
エンジニアならば、自分の技術で、家族の幸せを守らないといけない。
死ぬまで勉強し続けて、最先端に喰らい付く。
勉強することが僕の武器だと思う。頑張ろう。
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。