ども!育児ブロガーのまとんです。
娘たちは鉄道にドハマりしています!いわゆる子鉄です。
前回は、東京駅に新幹線を見に行った話を書きました。
東京駅の他にも、東京には電車を目の前で楽しめる「子鉄スポット」があります。
今回は噂の子鉄スポット「三鷹車両センター」に行ってきました!
- 三鷹車両センターの陸橋(跨線橋)
- 圧巻の車両基地!
- ひっきりなしに中央線がくる!汽笛を鳴らしてくれるファンサービス(?)も!
- レア車両は特急あずさ。運が良ければ成田エクスプレスも
- 三鷹車両センターが子鉄スポットとして優れているところ
三鷹車両センターの陸橋(跨線橋)
三鷹車両センターは、JR中央線の三鷹駅の南口を出て、右を向いて線路沿いの道(電車庫通り)を5分ほど歩いたところにある車両基地です。中央線、総武線、東西線などが一堂に集まります。
こういった車両基地は、探せばいたるところにあるのですが、三鷹車両センターがすごいのは車両基地の上に歩いて渡れる陸橋がかかっているところです!!
その陸橋(跨線橋)の階段がこちら。
かなり古い橋で、エレベーターが無いので、ベビーカー連れだと大変です。
この橋は、晩年を三鷹で過ごした太宰治が愛した橋らしく、階段の下には太宰治ゆかりの案内板が設置されています。
階段を上ってみると、既に子鉄のファミリーが大勢いました!
全長93メートルの巨大な歩道橋となっています。
両側がしっかりフェンスで囲われているので、子供が落下する心配もなく、走り回っても安心です。
下から見るとこのような見た目になっています。
実はこの陸橋、2021年6月のJR東日本と三鷹市の協議で撤去することが決定したらしいです。撤去日は未定。
太宰も愛した跨線橋よグッド・バイ 三鷹の「撮り鉄」スポット JR東、解体・撤去方針決定:東京新聞 TOKYO Web
かなり古い建造物なので撤去は仕方ないのかなと思いました。
とはいえ、登ってみるとしっかりした作りで、風で揺れたりすることは無かったので安心して遊べました。
圧巻の車両基地!
ガソリンスタンドのように車両を洗浄する機械があって、次々とメンテナンスが行われていました。
カレンダーが休日でも休まずお仕事をされているJRの職員方、いつもありがとうございます!
写真の左に移っているマンション(武蔵野ヒルズ)に住んでいる人は、毎日この光景が家から見られるのかぁ・・・羨ましい。
東西線といえば早稲田大学に行くときに使う青色でおなじみの車両ですが、東京メトロの東西線と、JR直通の東西線で車両種が違いました。東京メトロの車両はちょっと丸みを帯びた05系で、JR直通の車両は角張ったE231系でした。
直通かどうかで車両が違うこと、知らなかったなぁ。
ひっきりなしに中央線がくる!汽笛を鳴らしてくれるファンサービス(?)も!
三鷹車両センターの最大のウリは、ひっきりなしにくる中央線を目の前で見れるところです!
この距離感!すごい!
中央線は数分に1回、上りと下りそれぞれでひっきりなしに通ります。
中央線が通るたびに橋の上の子鉄たちが集まって「おーいおーい!」と手を振ります。
運転手もよく分かっているので、高確率で汽笛をファーン!と鳴らしてくれます。ファンサービスか!?
電車とコミュニケーションが取れるという新感覚、やばいですね。大人でもハマりました。
陸橋93メートルの中でも、特に子供たちが集まるところはフェンスが頑丈に強化されていました。安心です!
レア車両は特急あずさ。運が良ければ成田エクスプレスも
通常の中央線だけでなく、30分に一回程度の頻度で特急あずさ・かいじ(新宿と山梨を結ぶ路線)も通ります!
特急あずさが通るときはもう、橋の上の子供たちは大はしゃぎです!
あずさの汽笛は「ポーレーポーレーポー」と特殊な汽笛で、ほぼ確実に鳴らしてくれます。
あずさは30分に1回くらい通るのですが、橋の上にいるプロっぽい少年(小学生、キャップ、細身、冬なのに薄着)が「そろそろあずさ来ますよ」などとみんなに教えてくれます。
明らかに玄人でしょ。365日中200日はこの橋にいるんじゃないかと思うレベル。
一方、子供を連れてくるパパママにとっては、ある程度遊んだら帰るきっかけが欲しいので、「次にあずさが通ったら帰ろっか!」などとタイムスケジューリングにあずさをうまく使っていく。
なお、運が良ければ成田エクスプレスも通るそうです!
運よく、あずさが車両基地に入るところも目撃できました!
半日走り続けて仕事を終えたあずさ。みんな駆け寄って手を振ってねぎらい、あずさも「ポーレーポーレーポー」と答えてくれる。
あずさは顔に「E353」と書いてあるので、車種を覚えやすいのも良いですね。
三鷹車両センターが子鉄スポットとして優れているところ
実際に行ってみて感じたことは二つあります。
まず、この陸橋は車や自転車が通らないため、子供を放っておいても安心できるところが良いです。
こういった線路の上の陸橋は、ここに限らずどこにでもあると思うのですが、普通は車が通る車線になっていると思います。
車線の歩道では安心して子供を放つことはできません。その点、この陸橋は両側フェンスの完全装備に加えて、自転車も通らない(階段にスロープが無いので登れない)です。非常に安心できる環境でした。
二つ目に、歩行者さえも少ないです。
この陸橋は三鷹駅から徒歩5分のところにかかっていますが、通常の歩行者は三鷹駅にまっすぐ向かえばよいので、この陸橋を通る必要がありません。
この陸橋を通る人は、橋の近くに住んでいて、たまたま橋の向こうのすぐ近くの場所に用事がある人だけです。非常に限定的な人しか通りません。
なので、結果として子鉄だけが集う子鉄スポットとなっています。素晴らしいですね!
いつか取り壊されてしまうのが悲しいですが、また子供たちを連れて行ってみたいなと思いました。
子鉄にはオススメです!!
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。