ども!ファイナンシャルプランナー2級のまとんです。
僕は、みなさんにお得な情報をお伝えすることを生業にしている者です。
2019年11月現在、世の中にはキャッシュレスのお得なサービスが溢れています!
まだキャッシュレスに踏み切れていない人(特にiPhoneユーザー)のために、Suicaを使ったキャッシュレスのメリット・導入方法をご紹介します!
- なぜキャッシュレス?
- Apple Payでキャッシュレスを一元管理すると便利!
- iPhoneは「Walletアプリ」と「Suicaアプリ」の二つあって、ややここしい
- Suicaへのチャージ方法
- まとめ
なぜキャッシュレス?
鉄道利用でJRE Pointが2%!
2019年10月の消費税増税と同時に、Suicaが「鉄道利用でJREポイント付与」の新サービスを開始しました!
ポイント付与率は、普通のSuicaだと0.5%で、後述するモバイルSuicaだと2%になります。
例えば、仕事の出張で1000円分の電車に乗れば、20円分のポイントが得られます!出張が大好きになりますね!
ポイントはSuicaチャージに使えるので、容易に現金化できます。
実は、今まで僕は、キャッシュレスにはあまりノリ気ではなかったのですが、このモバイルSuicaの電車賃2%ポイントがあまりにも魅力的だったため、本気でキャッシュレスを始めようと思い立ちました。
国のキャッシュレス事業で数%還元!
2019年10月の消費税増税に伴って、経済産業省の施策で「キャッシュレス・ポイント還元事業」が2020年6月までの期間限定で開始しました。
国の公式サイト:キャッシュレス・ポイント還元事業(キャッシュレス・消費者還元事業)
この施策に登録してあるお店(店舗に赤色のキャッシュレス看板が立っていることが多い)では、キャッシュレスで決済した際に2%~5%の還元が得られます!
例えば、僕の家の近所のセブンイレブンでは2%還元されます。キャッシュレスで決済するだけで常時2%引きになります。これはお得!!
どのキャッシュレスを使うか?
以上説明したように、今はキャッシュレスがとてもお得です。
では、どのキャッシュレスを使うか?
最近はPayPayやメルカリペイ、LINEペイなどの様々な決済方法が登場していますが、僕の意見としては、自分が使いやすいものを選べばよいと思います。
僕は大学で上京して以来、ずっとSuicaを使っているので、メインのキャッシュレスとしてSuicaを選択しました。
他にも、クレカが好きな人はクレカでもいいし、Yahoo・Softbankのシナジーを利用したい人はPayPayを使えばいいと思います。なんでも良いでしょう。
東京ではSuicaの決済端末を導入しているお店が多いですが、最近ではPayPayが使えるお店も増えてきているなと実感しています。(ダイソー、SEIYUなど)
この機会に、SuicaはモバイルSuicaにするべき!
では、ただSuicaを使えばよいかと言うと、違います。
電車賃ポイントは、普通のプラスチックカードのSuicaだと、0.5%しか貯まりません。
モバイルSuica(スマホにSuicaを登録する)にすることで、ポイントが2%に増加します!
この機会に、みなさんもモバイルSuicaを始めましょう。僕も10月からモバイルSuicaを始めました!
以下では、iPhone7以降のユーザーを対象に、モバイルSuicaの導入方法を説明します。
Apple Payでキャッシュレスを一元管理すると便利!
僕はiPhoneの標準アプリ「Wallet」を使って、キャッシュレスを一元管理しています。
こんな感じで、WalletアプリにSuica定期券と、メインクレジットカードのANAカードを登録しています。
このように、Walletアプリに登録したカードで決済することを「Apple Pay」と呼ぶらしいです。(アプリ名と異なるので分かりにくいですね)
なお、SuicaをApple payに登録できるのは、iPhone7以降です。iPhone 6sより前ではできません。
Apple PayでのSuicaの使い方
Apple Payに手持ちのSuica定期券を登録すると、iPhoneの内部のFeliCaチップにSuicaの情報が移し替えられます。定期券情報も移行します。
すると、元々のSuicaのプラスチックカードは、Suicaの機能を失ってゴミになります。
長年使っていたプラスチックカードがゴミになるのは、ちょっと悲しいですが、慣れれば問題ないです。
「エクスプレスカード」設定で、スマホをかざすだけでOK
Apple Payでは「エクスプレスカード」設定をオンにすることをオススメします。
こうすると、Walletアプリを起動していなくても、Suicaの端末にかざすだけでSuicaが反応するようになります。
改札を通るときは、ポケットからiPhoneを取り出して、改札機にかざすだけです。従来のプラスチックカードのSuicaと同じ感覚です。
iPhoneで別のアプリを起動していても、問題なく反応してくれます。例えば、LINEで通話しながらでも、改札にかざせば反応します。便利ですね!
注意点:バッテリーと、盗まれたとき
Apple PayのSuicaの最大の注意点は、スマホのバッテリーが切れるとSuicaが反応しなくなることです。
なので、電車に乗っている最中にバッテリーが切れると、改札から出られなくなります。
現代人の嗜みとして、モバイルバッテリーは忘れずに持ち歩くようにしましょう。
もう一つの注意点は、仮にiPhoneを盗まれた場合、スマホにログインパスワードをかけていたとしても、Suicaで買い物ができてしまいます。
まぁ、プラスチックカードのSuicaでも盗まれたら使われしまうので、リスクは同じでしょう。
Apple Payでのクレカの使い方
Apple Payにクレカを登録しても、クレカ本体のプラスチックカードは、これまで通り使えます。
僕が登録したANA VISA Suicaカードでは、Apple Payに登録すると、「iD」で支払うように表示されています(画像の右下を参照)。
iDは、三井住友カードとNTTドコモが連携して運営しているサービスで、Suicaのように非接触で「ピッ」とやれば決済が完了して、請求はクレカの明細に追加されます。
レジでスライド端末で読み取ってもらうよりも、ピッとやるだけの方が簡単で、短時間で済みます。暗証番号の入力が不要なのも嬉しいですね。
レジでは「iDでお願いします」と伝えて、ピッとするだけ
では、Apple Payでのクレカの具体的な使い方です。
- iPhoneのホームボタンを2回押しすると、Walletアプリが起動する
- Walletアプリでクレカを選んで、指紋認証(Touch ID)して、準備完了。
- レジで「iDでお願いします」と店員さんに伝える。(「Apple Pay」ではない!)
- 店員さんがiDの設定をして、端末が光ったら、iPhoneをかざす。「ファンファン♪」と鳴って決済終了。
- 後日、クレカの明細に支払いが追加される。
2.で指紋認証がうまくいかないとき(手汗をかいているときなど)は、ちょっと焦りますw
iDは、かなり普及率が高い決済方法なので、レジで「iD」のマークがついているお店が多いです。
Suicaのチャージが足りないときは、iDを使うとよいでしょう。
決済が右手だけで済むようになって、ストレスフリー!
Apple Payを始めてから、右手でポケットからスマホを取り出すだけで、ほとんどの決済が済むようになりました!
左手で左のポケットからSuicaを取り出したり、両手で財布を開けたりすることが無くなったので、非常にストレスフリーです!
さらに、ポイントもつくので、めっちゃお得ですね!
キャッシュレスのこの強さ、どこからくるんやろうなって思いました。
iPhoneは「Walletアプリ」と「Suicaアプリ」の二つあって、ややここしい
さて、ここからは、電車利用のポイントを0.5%→2%に増加させる「モバイルSuica」について説明します。
実は、iPhoneへのSuicaの登録では、二つのアプリが存在します。
Appleの「Wallet」アプリ(いわゆるApple Pay)と、JRの「Suica」アプリです。
結論から言うと、どちらのアプリもインストールして併用した方がよいです。
また、どちらのアプリでも「モバイルSuica」扱いなので、電車利用のポイントは2%得られます。
iPhoneのFeliCaチップは一つだけ
どちらのアプリも、iPhone内の同じFeliCaチップを参照しています。なので、どちらのアプリからSuicaを登録しても問題ありません。
僕は、まずWalletアプリでSuicaを登録してから、Suicaアプリをインストールしてみると、既にSuicaが登録されていると表示されました。
Suicaアプリを使わないと、色々と細かい設定ができません。めんどうですが、Suicaアプリもインストールしましょう。
モバイルSuicaにした後はJREポイントの再登録が必要
注意として、電車賃でポイントが貰えるJREポイントサービスは、webでログインしてSuicaの登録が必要です。
ここで注意点は、元々のプラスチックカードのSuicaをiPhoneに登録すると、Suicaの固有番号が変更になるので、JREポイントサイトでの再登録が必要です。忘れずに再登録しましょう。
Apple PayのSuica・モバイルSuica(Android)にSuicaカードを取り込んだ場合のご注意
Suicaへのチャージ方法
Apple PayのSuicaへのチャージ方法について、(1)クレカでチャージ (2)オートチャージ (3)現金でチャージ の3通りを説明します。
クレカでチャージ:Suicaアプリを使用
Apple PayのSuicaは、スマホ上でいつでもどこでも、クレカからチャージできるのが魅力です。
しかしながら、クレカによっては、Apple Payでのチャージができないようです。
残念なことに、僕のメインカードのANA VISA Suicaカードは、Apple PayでSuicaへのチャージができないようです。なんてこった!これでもSuica特化のVIEWカードなのに!!
なので、Apple Payでチャージできないクレカを使っている人は、Suicaアプリ経由でチャージすることになります。
まず、Suicaアプリに、自分のクレカを登録します。
Suicaアプリで「チケット購入・Suica管理」タブを開いて、「登録クレジットカード情報変更」
デザインがガラケーのような古臭いページで、自分のクレカを登録します。
こうすることで、クレカがVISAカードの人でも、Suicaアプリ経由でSuicaにチャージができるようになります。
Suicaチャージでクレカポイントが貯まるかは、クレカによりけり
なお、Suicaへのチャージでクレカポイントが貯まるかどうかは、使用するクレカによって異なります。
僕のメインカードのANA VISA Suicaカードは、Suicaと名前に着くだけあって、Suicaチャージでもポイント(三井住友カードのワールドプレゼントポイント)が貯まります。
ご自身のクレカの事情は、個別に調べる必要があります。
オートチャージの設定:Suicaアプリ
クレカがVIEW属性を持ったカードの場合には、従来通り、オートチャージが使えます。
オートチャージも設定も、Apple Payではなく、Suicaアプリで行います。
Suicaアプリで「チケット購入・Suica管理」タブを開いて、「オートチャージ設定」
先ほど登録したクレカを使って、自由にオートチャージが設定できます。
駅のVIEW ALTTE端末を使わなくても設定できるので、便利ですね!
現金でチャージ:主要駅のチャージ専用端末
最後に、現金でSuicaにチャージする方法です。
駅の切符端末のカード挿入口にiPhoneを挿入することは、もちろん不可能です。
なので、普通の切符端末では、現金チャージができません。
Apple PayのSuicaに現金チャージするためには、主要な駅(新宿や東京など)にある、Suicaを挿入せずに置くだけのチャージ専用機を使います。
「どうしてもクレカでなく、現金でチャージしたい!」というニーズがある人は、めんどうですが、主要駅に行ったときにまとめて(上限の2万円まで)チャージしておくとよいでしょう。
また、コンビニのレジでチャージできるようですが、僕はまだやったことがありません。
モバイルSuicaに現金で入金(チャージ)したい。 | モバイルSuica よくあるご質問:JR東日本
まとめ
- 電車賃のポイント2%とキャッシュレス還元を享受するため、キャッシュレスを始めよう!
- Apple PayにSuicaとクレカを登録して一元管理しよう!
- Walletアプリだけでなく、Suicaアプリもインストールしないと、クレカでSuicaにチャージできない!(VISAカードなどの場合)
みなさんも、楽しいキャッシュレスライフを送ってください!
以上、メタラーまとんでした。
ではでは。