メタラーまとんがハイソにやらかすようです

東大理系修士卒JTBCエンジニアのハイソサイエティ(上流階級)な日常

【コメント返信】家族で意見が相反したときはどうする?

ども!まとんです。

先日のS.A.C.家族の記事に、みんとさん(id:happyfriday)から鋭いコメントをいただいたので、返信します!

新しい家族の在り方「S.A.C.家族」を提案します - メタラーまとんがハイソにやらかすようです

それぞれが自分が正しいと思うことをやり、結果として、家族全体の利益に繋がる なるほど理想的ですね!例えば、まとんさんの正しいと思うことが奥さんが正しいと思うことと相反する場合はどうするのでしょうか。

2018/12/14 19:47

みんとさん、いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます!(スターも沢山貰って、励みにしています!)

 

コメントは、「家族の中で意見が相反した場合にどうすればよいか?」という疑問です。

とても重要なポイントだと思います。

僕の考えを述べさせてもらいます。

まず「家族で考える範囲=法律で決まっていないところ」を整理する

例えば、僕と嫁で意見が相反したとします。

まず大事なことは、「これは家族で議論する余地があるのかどうか」を確認することです。

例えば、「モノを盗んではいけない」これは議論の余地がないわけです。

境界線は法律です。

法律で決まっていることは、絶対に正しい。

もし、法律が間違っていると思っても、社会で生きる人間として、法律は絶対的に正しく、守らなければなりません。

 

逆に言うと、法律で規定されていないところは、全て議論の余地アリです。

例えば、風習とか、マナーとか、礼儀とか、言葉遣いとか、趣味嗜好とか、ここら辺は全て議論の余地アリです。

まず、「法律で決まっているか否か」をハッキリさせましょう。

意見が合えば最良だが、違っても構わない。多様性を認める。

法律で規定されていない意見について相反したときは、ありていですが、まずは話し合います。

僕はAだと思う。でも嫁はBだと思う。

話し合って、両者がAだと思う、または両者がBだと思えば、それが最良でハッピーです。

 

しかし、実際はそうならないことが多いですよね。

そこで大事なことは、「別に、お互いの考えが違ってもいいや」と割り切ることです。

人はそれぞれ、違う生き物です。意見が違っても、自然なことです。

これを「多様性を認める」と言います。

同じ家族でも、同じ家に住んでいても、同じ集団に属していても、同じ日本人でも、みんな多様なのです。

みんな違って、みんな良い。

多様性を認めましょう。

 

ただし、暴力はNGです。

意見の違いから、法律を犯してしまったら、その時点ではアウトです。

法律は、絶対です。

基本的に、相手の意見を変えることはできない。思想弾圧は絶対にダメ!

多様性を認める際に重要なことは、「相手の意見を変えることはできない」ということです。

特に年配の方に顕著ですが、大人の意見を変えることはできない、と割り切った方が良いです。

長い年月をかけた、こだわりとか、教育とか、思想は、他人が何を言っても、基本的に変わりません。

(それよりは、自分が変わる方が簡単です。環境に併せて自分を変えていく(適応する)人材を、僕はダーウィン系男子」と呼んでいます。)

 

宗教の違いで説明すると、分かりやすいと思います。

僕のイスラム教の友人は、毎日何度も日本からメッカに向かってお祈りをしています。

僕はそんなことをしないし、時間がもったいないなぁと思うけれど、別にそれを否定しません。

彼は、イスラム教の信者です。僕とは違うのです。

それを否定することは、思想弾圧に他なりません。

 

家族では、これと同じことを、日々の中の小さな意見の相反について、解決していかなければなりません。

同じ家族でも、個人によって考え方は違います。思想弾圧は許されません。

法律の範囲内で、話し合いをして、多様性を認めましょう。

他人ができるのは、判断材料の提供だけ

思想弾圧はNGですが、話し合いの結果、意見が変わることはよくあります。

「Aだと思っていたけど、確かに言われてみればBの方がいいね!」ということです。

ここで重要なのは、最終的に意見を決めるのは本人であって、他人ができるのは判断材料を与えるだけだということです。

 

例えば、親から子供に向かって、

「絶対に大学に行かないとダメ!勉強しなさい!」

というのは、意見の押しつけです。思想弾圧です。

 

親が子供に言ってもよいのは、

「大学に行くと、こんなに将来の選択肢が広がるよ。僕も大学に行ったけど、こんなに良いことがたくさんあったよ。君はどう思う?」

これだけです。判断材料を与えているだけです。

その上で、どんな結論を出すのかは、子供の自由です。思想弾圧してはいけません。

 

とはいえ、まだ幼い子供は、自分で決められないことも多い。

子供から相談してきたときは、積極的に判断材料を与えてあげましょう。

さらに、考え方の道筋を示してあげましょう。

結果的に子供の意見=親の意見になったとしても、決断を下したのが子供本人であれば、OKです。

 

まとめ

  • 法律は絶対。それ以外は、全て議論の余地アリ。
  • 家族の中で意見が違っても良い。多様性を認めよう。
  • 他人の意見を変えることはできない、と割り切る。思想弾圧はダメ。
  • 意見の押しつけはNG。他人ができるのは、判断材料を与えるだけ。

なお、この考え方が適用できるのは、家族の構成員全てが「多様性を認める」というスタンスを取っている場合に限ります。

日本全体に、多様性の考え方が広まるように、僕もブログでこうして微力ながら発信していきます。

以上、メタラーまとんでした。

ではでは。

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