ども!まとんです。
今日は嫁に教えてもらったマンガで、めちゃくちゃ面白かったものを紹介します。
ぴんとこな
全16巻、完結済。
歌舞伎と恋愛、高校生をテーマにした物語です。
あらすじ
歌舞伎の名門家系で御曹司として生まれ、才能が溢れるのに、やる気の無い、恭之助。
歌舞伎とは無縁の家に生まれながら、努力と実力で最底辺から成り上がろうとする、一弥。
歌舞伎が大好きな女子高生、あやめ。
あやめに一目惚れして、あやめに好かれようと歌舞伎に真面目に取り組む、恭之助。
あやめとお互いに好き合いながらも、恋心を伝えられない、一弥。
二人の若きホープは歌舞伎界を躍進する・・・
ここが面白い!
歌舞伎の世界ってこうなんだ!と勉強になる
歌舞伎って、馴染みのない人がほとんどだと思います。
この漫画では、高校生である恭之介と一弥が歌舞伎役者として活躍する話を描くので、歌舞伎のシステムがよく分かります。
家系が重要視される歌舞伎界の考え方とか、何が良くて何がダメとか、基本的なことを学べます。
恭之介がどうしてもカッコよくて惚れる
恭之介は、名門の家に生まれながら、やる気が無く、てきとうに舞台をこなすヤンチャもの。
しかし才能はあるので、本気を出すと人よりも何倍もデキてしまう。
・・・というポイントだけを見るとムカつくのですが。
何をやらせても、めちゃくちゃカッコ良い。
男役でも、女役でも、脇役のときだって、いつもキラキラしていて、観客の視線を釘付けにします。
男の僕から見ても、カッコ良い。惚れる!
これが天性のスターというやつなのか。
(よくニュースで「歌舞伎役者が不倫を~」とか報じられるけど、納得するようになりました。こりゃ惚れる気持ちも分かりますわ。)
名門家系の御曹司の名に恥じない、華がある。そんな恭之介に惚れる!
ダークサイドに堕ちていく一弥に同情と共感
一弥は一般家庭に生まれて、小さい頃からの努力で成り上がっていきます。
読者としては、恭之介よりも、一弥の方に共感できる。
血反吐を吐くような努力を積み重ねていって、そして認められていく成長劇は、
同じような一般家庭に生まれた僕達にとって、希望であって、憧れであって、応援せざるを得ない!
・・・しかし、名門家系の生まれではない一弥には、限界がある。
華が無いのである。
御曹司の恭之介が生まれながらにして持つ、華。一弥にはそれが無い。
家の後ろ盾もない。
それでも歌舞伎界に食らいつく一弥は、ダークサイドに堕ちていく・・・。
これ以上はネタバレになるので言えませんが、「そこまでやるか!」という卑劣なやり方で、歌舞伎界に食らいつきます。
ここらへんで、読者としてもドン引き。
それでも、努力を重ねる一弥を、応援してしまう。
そんな一弥が、たまらなく、良い。
歌舞伎という特殊な家系におけるドロドロ感を、とことん描く
家系が重要視される歌舞伎界では、家問題がハンパ無いです。
家の問題というのはつまり、親であり、子であり、本質的にはムフフな要素と切っても切れない関係にあるわけです。
なので、ドロドロする。めちゃくちゃドロドロする。
そこを、マンガだからといって端折らずに、真っ向からぶつかって描いていく。
そこが面白いです!
単純にムフフなシーンがあるというわけではなくて、子孫を残すという現実的な問題について、ごまかさずに、ちゃんと描くという意味。
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